投資顧問

電線地中化関連銘柄

電線地中化とは、電線や通信ケーブルなどを地中に埋めて無電柱化することで、景観が良好になるほか、災害時に電柱の倒壊などで道路が塞がれたりなどの2次災害を防ぐことが期待出来る。これらの無電柱化を巡る動きで株価に影響を受けるものが、電線地中化関連銘柄である。

電線地中化関連銘柄に関する3つの注目点

電線地中化関連銘柄と小池都知事の関わり

本題に入ろう。
今回、注目を浴びている電線地中化だが、その理由はハッキリとしている。
この電線地中化は、新たに東京の顔となった小池百合子氏が以前より描き続けてきた政策のひとつに他ならないからだ。

「電線を地中に埋めるなんて想像がつかない!」「実現は無理だ!」
そんな声も聞こえてきそうだが、欧米や香港などに足を運んだ事があるという読者の方なら容易に想像出来ると考えられるが、下のグラフに目を落としていこう。

欧米・アジアの主要都市と日本の無電柱化の現状

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「国土交通省HPより引用」

これは欧米およびアジア諸国の主要都市における無電柱化の現状を示した資料だ。
見てのとおり、ロンドン・パリ・香港やシンガポールなど、各国主要都市では、10年以上も前から無電中化がすでに100%に近い水準で概成していることがわかる。

小池百合子都知事は2020年の世界的イベントである、東京オリンピックに向けてこの電線地中化を推進していくのではないかと考えられている。

電線地中化関連銘柄と東京オリンピック

現在、およそ3500万本の電柱が立っているとされる電柱大国・日本でも電線地中化のための技術は日進月歩で、政府与党は2016年内に「無電柱化推進法案」の設立を目指し協議を進めている。2020年に控えている東京オリンピック開催を前に、景観の改善の他、地震大国である日本において「無電柱化される事で、震災などで電柱が倒れて救助の妨げになるなどの利点は国民心理としても大きいのでは?」と私は考えている。

東京オリンピックは世界的に注目を浴びるイベントであることは疑いようがなく、電線地中化することで東京都という街を景観的にも、技術面でも世界にアピールする事が出来るだろう。

そういった意味でも電線地中化と、東京オリンピックは深い繋がりがあるといえる。

電線地中化関連銘柄リスト

【5815】沖電線

電線ケーブル、放電加工機用電極線を取り扱っている。
都知事選前から緩やかな上昇は続けていたが、小池氏の優勢が見え始めた後半から出来高が急上昇。7月25日には、年初来高値の289円を更新した。
ここで注目してほしいところは、年初来安値を更新したのが6月24日という点である。
約一カ月ほどで200%に近い伸びを示しており、関連銘柄の中でも投資家の注目の強さが窺えるのではないだろうか?
私個人も今後の動きに期待をしたい関連銘柄のひとつである。

【5807】東京特殊電線

電線ケーブルの中堅にあたる会社で、こちらも上記の沖電線とよく似た動きを見せている。
実際に電線の地中化されるとなった際には、既存の電線から新しいものに差し替えられる可能性は高く、電線企業はこのような特需が期待されるいる事が考えられるのではないだろうか?

【5287】イトーヨーギョー

都知事選の翌日8月1日から、大幅に値を上げ、1,110円の年初来高値を更新。
「電線地中化関連の本命」と言っても過言ではないのではないか?
コンクリートの中堅であり、マンホール、ライン導水の他、電線ゲーブルを収納するボックスなど、無電柱化に関連する製品を主軸にしている。
高値を更新後、少しずつ値を下げてきているが、国土交通省は「緊急輸送道路を対象に電柱の新設を禁止する措置」などが講じられている事や、新都知事誕生で「電線地中化に追い風」と市場は判断しての値動きとも考えられる。

【5289】ゼニス羽田ホールディングス

上記にあげた動きが要因となってか、こちらも8月1日に年初来高値の324円を更新。
イトーヨーギョー同様の値動きを見せたが、同社に比べると時価総額も大きく、動きとしては比較的おとなしいものになるのでは?と考えることも出来るだろう。

その他の電線地中化関連銘柄

NEW!!【2016.8.28更新】

電線地中化関連銘柄について、上記の他で私が注目している銘柄を改めてリストアップするぞ。

【5268】旭コンクリート工業、【5801】古河電気工業、【5922】那須電機鉄工、【5603】虹技、【5809】タツタ電線、【5758】FCM・・・などが電線地中化関連銘柄としてあげられる。

電線地中化関連銘柄と小池百合子都知事の関わり

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「無電柱革命(PHP研究所HPより引用)」

かつての田中角栄氏の著書「日本列島改造論」を彷彿させるタイトルである。

小池百合子氏と、「東京大学大学院教授」である松原隆一郎氏との共著が出版されているので、興味を持った方は目を通してみることをおすすめする。

自身の思い描く政策を1冊の本にする意味は、ずばり皆に知ってもらいたいからと私は考える。

小池百合子都知事が電線地中化にどれだけの思いをもっているのかが、垣間見えるのではないだろうか。

電線地中化関連まとめ

予てより話題には上がった際は値動きを見せてきている電線地中化銘柄だが、今回の急騰は、小池百合子氏の出馬から始まり、選挙の優勢状況、そして実際の当選が大きく関わっていると考えられるのではないだろうか?

選挙もひと段落し、利益確定売りの押しが来ることは容易に考えられるが、ここからさらに強いテーマ性をもった銘柄が出てくる可能性も決して否定は出来ない。

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