バイオテクノロジー関連銘柄

バイオテクノロジーとは、生物を光学的な視点から研究して、それを応用する技術のことをいう。具体的には遺伝子組み換えや細胞融合などの技術を使って品種改良を行うことで、医薬品や食料分野に応用することができる。その進展性から現在注目が集まっているバイオテクノロジー関連銘柄について解説する。

バイオテクノロジー関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
4503アステラス製薬腎臓移植患者を対象としたウイルスワクチンの開発に着手。売上高1兆円を超える超優良企業。★★★★
4565そーせいグループウルティブロがセレタイドに対し、優位性を示したとの発表で注目を集めている。また、ウルティブロとシーブリのロイヤリティが収益にもなる事も大きい。★★★★
4502武田薬品工業アルツハイマー型認知症の治療薬などを開発。★★★★
4572カルナバイオサイエンスキナーゼタンパク質の製造・販売などの創薬支援事業をメインとし、キナーゼコア技術を活用した医薬品の研究開発も行っている。★★★
4578大塚ホールディングス米国でガン治療技術の特許を取得。★★★
4582シンバイオ製薬医療ニーズが非常に高い「癌、血液、ペインマネジメント」に特化。★★★
4523エーザイ2020年を目途にガン細胞の遺伝情報を使った抗がん剤の商品化に着手。★★★
2183リニカル製薬会社からのCRO業務が柱。新薬を作るために治験業務は必要不可欠であるため、同社の需要増に期待がかかる。★★★
4587ペプチドリーム米企業のブリストル・マイヤーズスクイブ社など世界規模の製薬会社と共同開発を行うなど、活発な動きをみせている。★★★★
7701島津製作所計測・分析機器の大手企業で医療用品・航空機器に特化。バイオテクノロジー関連事業の育成に力を入れており、2016年12月からノロウイルスの検査用試薬キットの販売を開始。★★★★

バイオテクノロジー関連銘柄とは

バイオテクノロジーの技術の進展により、バイオ関連の産業は拡大の一途をたどっている。クローン技術を用いた食品や、遺伝子レベルでの医療や薬剤など、その有用性は以前から注目されている。

iPS細胞のように再生医療への応用の期待もあり、関連企業の成長も同様に期待が高まっている分野だ。

特にがん治療に関しては、がんの発生原因が見つかったり、治療効果のある物質が見つかったりと、関連企業や関連機関の研究の成果が連日テレビや新聞紙面を賑わせており、その度に関連銘柄の株価が上昇しているようだ。

バイオテクノロジー関連分野は、多くの人に役立つ社会貢献度の高い分野として大きな期待を背負っている分野だ。その期待の大きさに比例して、長期的な成長を見込める産業だろう。

それに伴い、バイトテクノロジー関連銘柄の動意づきも予想される。

島津製作所 ノロウイルスを短時間で検出する検査用試薬を開発

島津製作所は2016年12月13日、ノロウイルス拭取り検査用試薬キットを発売した。ノロウイルスはウイルスは少量だとしても感染力が高く、感染者が使ったドアノブや便器に触れることによって感染が広がって行くと考えられている。

業界団体や公的機関は清掃方法を提示しているのだが、清掃したことによってノロウイルスが取り払われているかどうかの効果の確認は行われていない。

検査を行ったとしても結果が出るまでには2日ほどかかるため、タイムロスが発生する。

しかし、島津製作所が今回発売したノロウイルス拭取り検査用試薬キットは、ノロウイルスを2時間ほどで検出することが可能となっており、検査会社などでの利用が期待されている。

脳の血栓をレーザーで溶かすシステムを開発

脳の血栓をレーザーで溶かすカテーテルのシステムが開発された。開発したのは浜松ホトニクスや浜松医療大学、浜松医療センターらの研究グループで、動物実験により安全性の確認がなされている。今後は、浜松医療センターで、医師が主導の治験を開始するようだ。

急性期脳梗塞の場合、発症後4.5時間以内であればアルテプラーゼの静脈投与が一般的だが、血流が開通しない場合や、発症から4.5時間を経過している場合には、血栓除去カテーテルが用いられている。しかし、この場合は血管を損傷したり、脳出血などの可能性も残る。

今回開発された方法は、従来のマイクロカテーテルとほぼ同様の形状と操作性があり、より安全で効果的な治療が見込まれている。

多くの助成金による支援

バイオテクノロジー関連は、1970年代ころから細胞を融合させたり、遺伝子組み換えが行われたりと、新技術の開発が繰り返されてきた分野だ。その応用範囲は食品や医薬品だけでなく、日用品や環境分野まで幅広く、現在は一大産業として認識されることとなっている。

バイオテクノロジー関連分野にの一番のネックは、長期的な研究と莫大な費用が発生するというところだ。しかし、国が予算を組んでいる他、さまざまな公的機関や民間の財団や企業から助成金が出されている。

その結果、バイオテクノロジー技術が進展するとともに、バイオテクノロジー産業もどんどん拡大を見せ、その成長性への期待感が関連銘柄の株価の値動きにも影響を与えている。今後もバイオテクノロジー関連分野の役割に大きな期待が寄せられていくだろう。

バイオテクノロジー関連【本命】

私がバイオテクノロジー関連銘柄の中で、本命視している銘柄を紹介しよう。

【4502】武田薬品工業

武田製薬はアルツハイマー型認知症の治療薬を開発している。実は認知症の発症を抑えたり、認知症の進行を本格的に止める治療薬はまだ存在しないとのこと。今後、この開発が成功すれば、大きな需要が見込まれるだろう。

同社の売上は1兆円を超え、国内トップの収益をあげている事も大きな材料といえる。バイオテクノロジー関連銘柄の堂々の本命と言える銘柄ではないだろうか。

バイオテクノロジー関連銘柄【おすすめ】

【4587】ペプチドリーム


ペプチドリームは、バイオ医薬品として注目のバイオテクノロジー関連銘柄だ。世界規模の巨大製薬会社と、共同開発の契約を相次いで行っているため、今後の展開が期待されている。
今後、どんな好材料が飛び出してくるのか、目が離せない注目のバイオテクノロジー関連銘柄だ。

バイオテクノロジー関連銘柄【出遅れ】

【7701】島津製作所


上記でも紹介した島津製作所は2016年12月13日、ノロウイルス拭取り検査用試薬キットを発売した事でバイオテクノロジー関連銘柄の出遅れ銘柄として浮上している。

バイオテクノロジー関連銘柄【注目】

【4503】アステラス製薬


アステラス製薬は、現在腎臓移植患者を対象としたウイルスワクチンの開発を進めている。臨床試験が行われ、今のところその効果は認められていないようだが、今後の動向に注目は必要だろう。売上が1兆円を超える優良銘柄であり、安定感抜群のバイオテクノロジー関連銘柄と言える。

【4578】大塚ホールディングス


大塚ホールディングスは、大塚製薬や大塚製薬工場、大塚薬品工業、大塚倉庫、大塚化学、大塚メディカルデバイスと、多くの有名企業が集まった集合体である。アメリカにおいて、がん治療向けの技術の特許を取り、株価に影響を与えていることからも注目したいバイオテクノロジー関連銘柄だ。

【4523】エーザイ


エーザイは、がん細胞の遺伝情報を使った抗がん剤の商品化を目指している。商品化の目標は2020年とのことで、上手くいけば数年中に商品化されるため、今後も目が離せない。また、抗がん剤の市場は年々伸びているので、そういった意味でも注目必至のバイオテクノロジー関連銘柄だろう。

【4565】そーせいグループ


世界のさまざまな製薬会社や創薬ベンチャーと提携したジュネンテック日本法人社長だった、田村眞一氏が創業したベンチャー企業で、将来性に期待が高まっている。

ウルティブロという気管支拡張維持療法剤が、他の治療薬に比べ効果的であると試験結果を発表したことで注目を集めたバイオテクノロジー関連銘柄だ。

バイオテクノロジー関連銘柄まとめ

バイオテクノロジー関連銘柄は、その技術の進展とともに、業界自体の進展も見込まれ、新たな発見や研究成果が発表されるたびに、将来性に注目を集める分野といえる。

医療、製薬、食品、化粧品など、応用範囲も広いことから、情報のアンテナも広くもつべき分野だろう。

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