インバウンド関連銘柄

日本への外国人観光客が増え、隆盛を誇るいインバウンド事業。抜群の性能と言われる日本製の例えば家電製品などを安く買い求めに来る姿を見れば、日本人が海外の高級ブランド品をタックスフリーで買い求めに行く姿と酷似している。家電製品から、日用品やレジャー関連需要など幅広い分野においてインバウンド関連銘柄期待はより一層に高まる。

インバウンド関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
2736サダマツ宝飾品の製造販売を手掛けている。宝飾品以外にも腕時計・メガネなどの販売も行っており、インバウンドの貴金属部門としてその恩恵を受ける。★★★
3048ビックカメラ家電量販の大手企業。プライベートブランドの商品開発に注力するなど、インバウンド関連銘柄として再注目したい。★★★★
3099三越伊勢丹ホールディングス日本における百貨店業界の中で首位の座に君臨する老舗百貨店。★★★★
6191エボラブルアジア訪日旅行などの事業を手掛けている企業で、ネット販売に特化。英語・中国語・韓国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語などの言語に対応したサービスに定評あり。★★★
7532ドン・キホーテHD総合ディスカウントストアを首都圏を中心都として全展開。外国人観光客の人気は高く、中国への出店も視野に入れる。★★★★★
8202ラオックス外国人観光客向けの免税品の販売を主軸に置くなどインバウンドのド真ん中をいく企業。中国蘇寧電器集団傘下ということもあり、中国からの観光客との親和性は高い。★★★★
9009京成電鉄羽田空港へのアクセス路線が収益柱となっている大手私鉄会社。オリエンタルランドの筆頭株主でもある。★★★★
9049京福電気鉄道京阪電鉄系の企業で、ホテル、競艇場、水族館など幅広く展開。叡山ケーブル・ロープウェイの運行も行っており、外国人観光客の増加で恩恵を受けている。★★★
9416ビジョン法人向けのWebマーケティング支援とWi-Fiルーターのレンタルを中心に事業を展開。★★★★
9419ワイヤレスゲート無線ネット通信サービス事業を展開。5G関連銘柄でもおなじみ。ヨドバシカメラ等で販売していることから同社の商品がインバウンド消費の対象となる公算が高い。★★★
9616共立メンテナンス主にホテルやシニア向けの賃貸住宅を中心に事業を展開。ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営。★★★★

インバウントと関連銘柄

インバウンド

原義は「入ってくる、内向きの」といった意味のあるインバウンド。日本においては、外国人旅行者を自国へ誘致することとして使われている。つまり、訪日外国人数を増やすことによって、大きな経済効果をもたらしていこうという考え方である。ここ数年、中国人による「爆買い」がメディアでも注目されるなど、インバウンドという言葉をよく耳にする機会が増えたが、いつからこの考え方が始まったのか。

インバウンドの歴史

2002年、政府によって「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」が閣議決定されている。これに従い、ビジット・ジャパン・キャンペーンを策定した。これは「観光立国」を目指すために、訪日外国人旅行者1000万人を突破させようというものだ。この背景にあるのが、訪日外国人観光客数の減少にあった。キャンペーンが打ち出される前年度には日本人海外旅行者数が1,652万人であったのにも関わらず、訪日外国人旅行者数は524万人という数字を残している。この格差をなくそうという考えのもと、インバウンド事業は本格的に始まっている。

その後、2006年には観光立国推進基本法が成立し、2008年には観光庁が設置されている。基礎となるビジット・ジャパン・キャンペーンでも国内外を問わず、芸能人を観光親善大使として任命するなど、精力的な活動を見せ、政府のインバウンド事業に対する思いを窺い知ることができる。インバウンド関連銘柄にとってはおあつらえ向きな展開だ。

インバウンド関連銘柄は国策銘柄

訪日外国人旅行客の倍増は安部首相が掲げる成長戦略のひとつでもあり、そこに対する政府の動きは、インバウンド事業がこれ以上進んでいくのかにかかってくる。それは2014年に政府が制定した「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」でも語られているように、2020年に向けて訪日外国人者数を2000万人まで増やすという目標を掲げている。2020年というと東京オリンピックが開催される年でもある。つまり、東京オリンピックが開催される2020年までにインバウンド事業を衰退させたくないという政府の思惑が見えてくる。

そして2015年には訪日外国人者数が1900万人を突破したこともあって、2016年には新たなビジョンが策定されている。2020年までに4000万人もの訪日外国人者数を目指そうとしている。そのために様々な政策が打ち出されている。2016年に多くの注目を集めたカジノ法案もそのひとつ。これはほんの一部の施策に過ぎず、今後政府によって「観光先進国」に向けた事業が展開されていくことになるだろう。

インバウンド関連銘柄は中長期で腰を据えて向き合うことも検討すべきだろう。

中国人観光客による爆買いは終わらない?

中国人訪日客が大量に商品を買っていくことを表す「爆買い」。2015年には高額商品だけでなく日用品やレジャー関連品まで一気に買い占める姿を多くの日本メディアが取り上げたことによって、その年の流行語大賞にも選ばれている。

しかしながら、この「爆買い」にそろそろ終止符が打たれようとしていると一部報道で囁かれていたが、この考えを覆す結果が出ている。先日観光庁が発表によると、2016年12月の訪日客数は前年同月比を15.6%増となる205万1000人を記録している。これは、過去最高を記録した2015年を27万人程上回った結果となっている。

これは都市部に集中していた中国人訪日者が地方へと分散されたことも影響に入っているのではないかと予測される。更に、今年の春節による大型連休が1月27日から2月2日までの7日間ともうそこまで迫ってきている。陰りを見せてきたと言われていた中国人によるインバウンドだが、市場としては前向きな評価とともに、大きな期待を込めても良いと言える。

インバウンド関連銘柄は、中国人観光客の消費なくして語れないレベルにまで至っている事から、これは追い風と言えるニュースだろう。

動画で知るインバウンド関連銘柄

なぜ、中国人観光客は日本で爆買いするのか?その要因について、詳しく紹介している動画がこれだ。日本製に対する信頼を口にする中国人が多く、その種類は食料品、電化製品、医薬品など多岐に渡る。インバウンド消費を支える中国人観光客の思考は、インバウンド関連銘柄の考察において無視する事はリスクとも言える。シッカリと頭に入れておきたい。

インバウンド関連銘柄【本命】

【7532】ドンキホーテHD

首都圏を中心に総合ディスカウントストアを全国展開。衣料品を主力としているスーパーマーケットチェーンの長崎屋などを関連会社として持っている。

爆買いは鎮静しているものの、依然として外国人観光客の人気は高く、今まで国内だけでの出店だったが、今後、中国への出店も視野に入れており、まだまだ需要としては期待できると私は踏んでいる。今回、インバウンド関連銘柄の本命銘柄として注目。

インバウンド関連銘柄【おすすめ】

【3099】三越伊勢丹HD

数あるインバウンド関連銘柄でおすすめしたいのが、三越伊勢丹HDだ。主に関東地方に店を構えている三越伊勢丹を中心とした各地方の百貨店を展開。日本における百貨店業界の中では首位を維持している。

高額消費の代表とも言える百貨店において首位をキープしていることは非常に大きいと言える。また、中国人の爆買いが地方に分散されているが、日本国内にある政令指定都市にはほぼ全てに出店をしているため、大きな影響を受けることはないだろう。世界進出でも長い歴史を持ち、成功していることも考慮したい。

インバウンド関連銘柄【出遅れ】

【6191】エボラブルアジア

インバウンド関連銘柄の出遅れ候補としては、訪日旅行などの事業を手掛けるエボラブルアジアの名前が出てくるだろうか。

オンライン旅行の事業も行っており、国内航空券取扱高OTA業界では最大手であり、英語・中国語はもちろん、タイ語やベトナム語など、様々な言語に対応したサービスを提供している事で注目を集めている。

2016年の上場から順調に株価を伸ばしてきており、同社の良質なサービスは、このインバウンドブームの波に乗って更に株価を伸ばす事が期待出来るのではないか。

インバウンド関連銘柄【注目】

【3048】ビックカメラ

ターミナル駅周辺において大型店を展開している家電量販の大手として知られている。2012年にはソフマップを吸収合併、コジマと業務資本提携を締結している。

一時はインバウンド消費減速の影響もあって大幅な業績の減少もあったが、ここにきて、再び注目を集めている。その背景にプライベートブランドの商品開発に取り組んでいることや、コジマの収益回復などがあり、期待が寄せられている事から、注目したいインバウンド関連銘柄のひとつだ。

【9616】共立メンテナンス

独立系の寮を展開している。主にホテルやシニア向けの賃貸住宅を中心に事業を展開。特にドーミーインという名で知られるビジネスホテルを全国展開している。

政府が訪日外国人観光客数を4000万人に目指す中で、いまだに宿泊施設の供給不足が伝えられており、インバウンド事業において一気に名を挙げた同社にとっては紛れもないチャンスと言え、今後の動きに注目をしたい。再度、10000円台を超えた事もあるが、今は落ち着いてきており、割安感も感じられるインバウンド関連銘柄である。

【9009】京成電鉄

千葉県や東京東部、茨城県を地盤として、成田空港へのアクセス路線が収益柱となっている大手私鉄会社のひとつである。オリエンタルランドの筆頭株主としても有名な企業だ。

依然として、訪日外国人観光客数は着実な伸びが期待されており、成田空港と都心を結ぶインバウンド事業の需要は安定していると言っても過言ではない。成田空港のLCC便の増加やオリエンタルランドの収益も期待できる。交通インフラとテーマパークの両面から恩恵が期待できるインバウンド関連銘柄だ。

【9416】ビジョン

法人向けのWebマーケティング支援とWi-Fiルーターのレンタルを中心に事業を展開している。

特に、訪日外国人観光客の国内でのインターネット接続ニーズは高まりを見せ、フリーWi-Fiスポットの増加なども急ピッチに進められている。そうした市場環境の好調に加えて、「スマートピックアップ」というロッカーにて自動でWi-Fi受け渡しが可能なサービスを行っていることも期待できる理由である。

上場が2016年2月とまだ日も浅く、値動きが激しい点が特徴といえるインバウンド関連銘柄である。

インバウンド関連銘柄まとめ

少なくとも東京オリンピックが開催される2020年までは、政府によるインバウンド事業の政策は止まらないだろう。今後も多くの施策が予測される中で、その恩恵を受ける企業も少なくない。国家事業だけでなく、それぞれの企業が打ち出す努力によっても、市場を一歩抜け出すチャンスは巡っているため、インバウンド関連銘柄の動きに注目していきたい。

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