有機EL製造装置関連銘柄

日々、需要が大きく高まってきている有機EL製造装置。スマートフォン向けで活躍の場を広げる可能性も相まって、2017年もその需要は収まりをみせることはない。既に年明け以降には国内の大手電機メーカーが次々と高付加価値の大型有機ELディスプレイテレビの発表を行い、有機EL製造装置関連銘柄は盛り上がりをみせている。国内だけでなく、その需要は海外にも視野を広げ、市場においてもそこに関連している企業に対しての期待が大きい。

有機EL製造装置関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
6258平田機工自動車のエンジン、トランスミッション、部品や半導体関連の生産設備が柱。有機EL関連事業の子会社を設立。★★★★
6890フェローテック半導体製造装置部品を手掛ける企業で、真空シールでは世界で高いシェアを誇る。★★★
6641日新電機住友グループの電気機器メーカー。★★★★
6264マルマエ精密部品の加工を手掛けている企業。その中でも大型製品に強みをもつ。★★★
6728アルバック設立1952年。主に産業や研究機関向けに真空装置を製造、販売を手掛ける。★★★★
7717ブイ・テクノロジー有機ELディスプレー、液晶の製造および検査装置を主軸とする企業。★★★
6266タツモ半導体装置を主力商品とする企業。有機EL分野でも事業を拡大。★★★★
7609ダイトロン電子部品卸の中堅企業で、製造装置に強みを持っている。スイッチ電源などの自社製品にも力を注いでおり、注目を集めている。★★★
6298ワイエイシイメカトロニクス、ディスプレイ、レーザーシステム、クリーニングの4事業を展開。★★★★

有機EL製造装置と関連銘柄

有機EL製造装置

次世代の薄型ディスプレイや、LEDとともに次世代型の照明として有望視されている有機EL製造装置。そもそも有機ELとは「有機エレクトロルミネッセンス」の略称であり、発光を伴う物理現象のことである。つまり、特定の有機物に電圧をかけると、有機物が光る現象を指している。

有機EL製造装置の歴史

「有機EL」という言葉は、現代において、有機ELディスプレイを指すこと多くなっている。これまで主力だった液晶ディスプレイに代わる次世代の製品として、薄型ディスプレイが市場に出始めたのは2010年頃である。2015年の世界的な市場規模として130億ドルを突破している。スマートフォンなどの小型端末でも採用されているが、2016年の時点では韓国のサムスンディスプレイがほぼ独占状態となっている。この他でもテレビ、パソコンといった製品への需要が次第に高まってきているのが現状である。

有機ELを用いた照明機器の応用は2008年以降、大きな進展を見せている。特徴的なのは2012年、東急電鉄自由が丘駅の一部の照明において、有機EL照明が取り付けられている世界中の大手企業が、この有機EL照明の開発に取り組んでおり、今後における市場の拡大も期待される。日本国内の市場規模としては、2020年には1.4兆円にまで達すると予測されている。

有機EL製造装置が注目される理由とは?

ポスト液晶として、次世代の液晶ディスプレイとして期待されている有機EL技術を用いた薄型ディスプレイ。これは液晶で必須となっていたバックライトが不要になったことで、スペースを生む事に成功した。2016年には韓国のLGが量産に成功し、テレビ市場をほぼ独占状態する形となっていたが、2017年に入ってから、日本国内の大手電機メーカーが相次いで大型有機ELディスプレイを発表していることが注目されている。

更には低消費電力で動画の応答速度も液晶と比べても非常に速く、折り曲げて加工することもできるということで各方面からの需要が高まっていることは言うまでもない。また、黒の発色で優位性があるのも特長である。まだまだ様々な分野での活躍が予測されている成長マーケットという点においても有機EL製造装置関連銘柄には注目せざるを得ないだろう。

iPhoneで有機EL解禁

有機EL製造装置が注目されている最大の要因は、Apple社の存在だろう。スマートフォン市場における、有機ELパネルを採用しているのはまだごく一部だ。しかしながら、2017年秋に発売が予想されているiPhone7sにおいて有機ELパネルを採用する見込みがあると言われている。

大規模な有機ELパネル市場において、そのうちの8割をスマートフォンが占めていると言われており、iPhoneが有機ELパネルを解禁することは大きなインパクトがあり、スマートフォンを製造、販売している各社もこれに便乗してくることは容易に予想できる。

有機EL製造装置関連銘柄【本命】

【6258】平田機工

設立1951年の平田機工は自動車のエンジン、トランスミッション、部品や半導体関連の生産設備が柱となり、家電やその他の業種向けにも生産を行っている。顧客も世界40カ国に向けて製造、販売を行っているぞ。

有機EL関連の研究受託、開発および製造や販売を行う子会社を立ち上げたことでも、その分野における業務を拡大していることを踏まえ、有機EL製造装置の本命候補と考えている。

有機EL製造装置関連銘柄【おすすめ】

【6266】タツモ

スマートフォンやタブレット端末に使われている半導体を製造する装置や、電子機器の液晶ディスプレイ製造装置などを開発している。特に液晶カラーフィルター用塗布装置においては世界シェア1位を誇っている実績から、おすすめといえる有機EL関連銘柄と考えている。

半導体装置を主力商品としながらも、有機EL分野でも事業を拡大しており、有機ELディスプレイの国家プロジェクトにも参画するなどの動きにも期待がよせられているようだ。

有機EL製造装置関連銘柄【注目】【出遅れ】

【6298】ワイエイシイ

ワイエイシイの大きな特徴は4つの事業に分かれて、それぞれメカトロニクス、ディスプレイ、レーザーシステム、クリーニングにおいて半導体関連装置を中心に製造、販売を行っている。

半導体や液晶分野においての技術力を生かしたプラズマドライエッチング装置によって需要を高めている。業界内でも圧倒的なシェアを誇り、有機EL向けの商品でもあるため、注目を集めている。

【6728】アルバック

主に産業や研究機関向けに真空装置を製造、販売している。その他にも半導体、FPD、有機EL製造装置などでも事業を展開している。

真空技術に強みを持っており、中国において薄型ディスプレイ製造装置メーカーとして高い実績を持っていることが投資家から期待を寄せられている理由でもある。今後、注目して損のない有機EL製造装置関連銘柄のひとつだ。

【6641】日新電機

住友グループの電気機器メーカー。電力機器を製造、販売しており、特に電力用のコンデンサやガス絶縁開閉装置などに注力している。

特に有機EL向けのイオン注入装置がカギを握っており、その他にもビーム・真空応用事業が業績に貢献していくと予想される。今後の動向に期待が膨らむ有機EL製造装置関連銘柄といえる。

有機EL製造装置関連銘柄まとめ

今後、更に市場が拡大していくとともに、その需要が高まっていくっことが予想されている有機EL製造装置と有機EL製造装置関連銘柄。今年秋での発表が期待されているApple社のiPhone7sが市場に出回る前にそこに受けた競争が激化されるだろう。高い技術力を持っている日本企業が業績をあげていく可能性は非常に高い。

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