FPGA関連銘柄

従来の電子回路として用いられてきたASIC(特定用途向け集積回路)に代わって、近年台頭してきているのがFPGAだろう。IoT時代の到来によって、半導体の需要は今後益々加速していくことが予測される。FPGAはエンジニアリングコストも低く、計算速度も速いという観点からも様々な製品い対応しており、市場が広まってきている。今回はそんなFPGA関連銘柄に焦点をあてる。

FPGA関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
2354安川情報システムシステム構築と組み込みソフト開発が主力とする安川電機の持分法適用会社。★★★★
3040ソリトンシステムズネットワーク機器、セキュリティ製品の開発、販売を行う独立系ネットワークインテグレーター。★★★
4736日本ラッド通信システム開発会社として、製品販売やクラウド・ビックデータ事業を展開している企業。★★★★
6701NEC有線・無線通信機器、コンピュータ、ITサービスを主力事業としている企業。★★★★
6778アルチザネットワークス通信計測器の開発業者で携帯電話の基地局や交換機向けを主力としている企業。★★★★
7587PALTEKFPGAなどの外国製半導体の販売を主力としている独立系半導体商社。★★★★
8068菱洋エレクトロ三菱電機製品や外国製半導体が主力の企業。★★★
9739日本システムウエア家電デバイスやストリーミング(VOD)開発事業などに注力する日本のシステムインテグレーター。★★★
9880イノテック半導体設計ツール、電子部品などの輸入販売を主とする企業。★★★

FPGAと関連銘柄

FPGA

一般的にはあまり馴染みのない名前だが、半導体やエンジニアリング関係の仕事に就いている人であれば、ほとんどの人が聞いたことであるだろう、次世代回路として注目をあるめているFPGA。生産性を大きく向上できるということからも様々な製品に使われており、実際にFPGAが採用されている製品に触れない日はないと言っても過言ではない。

私たちが普段使っている製品の中で例を挙げてみよう。薄型液晶・プラズマテレビ、HDDレコーダなどのオーディオ製品に搭載されていたり、コンピュータや携帯電話基地局、通信インフラストラクチャ関連製品などにも多く採用されている。

FPGAが注目されている理由とは?

ASICなど今まで一般的に使用されてきた集積回路は、一度製品の搭載してしまったら、設定の変更を行うことができなかった。しかしながら、FPGAはそれを可能としている。搭載している集積回路の設定を何度も自由に変更することができるのだ。

そのため、購入者や設計者が任意のプログラムを設定できることが可能であり、商品が出荷してからも、自由に機能を更新できるなどの利便性が非常に高く、エンジニアリングコストも最小限に抑えることが可能となっている。

また、従来の電子回路では、プログラムと組み合わせることによってCPU(中央演算処理装置)を行わなければいけない仕組みになっていたが、FPGAでは回路そのもので処理することが可能で、計算速度も上がっていることも魅力だろう。

IoT時代に向けて

今後、半導体の需要はIoT市場の増加に従って高まりを見せていくだろう。国内では2020年に14兆円規模、世界的にみると200兆円を超える市場になると予測されており、その中での半導体が担う役割は非常に大きい。集積回路を組み直すことなく、設定変更を自由にできるFPGAは欠かすことのできないデバイスとなってくるだろう。

さらに、FPGAは人口知能(AI)のへ搭載も可能だ。自動運転やドローンといった製品はリアルタイムでの処理が必要不可欠となっており、今後、関連製品が世の中に出ることによって、市場は確実に広まっていくだろう。

FPGA関連銘柄【本命】

【6701】NEC

通信インフラ設備で国内首位。有線・無線通信機器、コンピュータ、ITサービスを主力事業としている。近年はITサービスを強化。
次世代のロボットや家電に適した高性能半導体の研究開発を東北大学と共同で行っている同社は、省電力タイプを開発している。さらには、宇宙利用に向けて産業技術総合研究所との共同開発によって、放射性耐性の高いFPGAを開発したと発表。このことからも、国内のFPGA関連銘柄では、最も期待が寄せられている。

FPGA関連銘柄【おすすめ】

【2354】安川情報システム

安川電機の持分法適用会社。システム構築と組み込みソフト開発が主力。近年ではIoT/M2M分野へさらなる浸透をするため事業を拡大中。
組み込みソフト開発およびシステムソリューションを手掛けている同社は、FPGAのシステム開発を担っており、需要拡大に伴って躍進を続けている。近年IoT時代に向けた事業を拡大していることでも注目を集めており、FPGA関連銘柄としても目が離せない存在だろう。

FPGA関連銘柄【注目】【出遅れ】

【7587】PALTEK

独立系半導体商社。FPGAなどの外国製半導体の販売を主力としている。設計受託、生産、自社製品開発を推進。
海外で有力企業として注目を集めているインテルの子会社、アルカラとザイリンクスとの代理店契約を結んでおり、その影響は大きい。また、自社製品の開発にも積極的に取り組んでおり、海外の優れたFPGAを搭載した製品も手掛け、FPGA関連銘柄として注目を集めている。

【6778】アルチザネットワークス

通信計測器の開発業者で携帯電話の基地局や交換機向けを主力としている。次世代携帯電話計測器でリード。
次世代通信技術5GでもFPGAの役割は大きく、同社はLTTE分野においてこれを活用している。自社製品の開発に取り組んでおり、そこにFPGAを搭載し需要を拡大している。このことからもFPGA関連銘柄として期待が寄せられている。

【4736】日本ラッド

通信システム開発会社として、製品販売やクラウド・ビックデータ事業を展開している。近年ではビックデータ・FPGAに力を入れている。
電気通信大学と共同研究を進めて、大容量・高速処理が要求されているビックデータ領域においてFPGAを活用した高速処理技術の実用化を目指している同社も、FPGA関連銘柄では今後、益々注目を集める企業になってくるだろう。

FPGA関連銘柄まとめ

FPGA市場は益々拡大の一途を辿っている。世界的には関連有力企業と呼ばれるのは海外メーカーが主だが、国内メーカーにおいても徐々にその研究開発を進めており、その需要は高まってくるだろう。様々な製品への搭載が今後も期待されているだけに、今回ご紹介した国内関連企業を中心に、動向を見守っていきたい。

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