ビッグデータ関連銘柄

IoTにより、様々な機器から集まる膨大な情報を扱うビッグデータには依然注目が集まっている。特に国や地方自治団体を中心に広がっており、アベノミクスが掲げる成長戦略にも「革新的な新産業・新サービスの創出と全産業の成長を促進する社会」とあるように、今後ビジネスシーンでの活用も期待されている。2020年には世界市場で3兆4000億ドルにまで拡大すると言われている成長市場にスポットを当てていきたい。

ビッグデータ関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
2327新日鉄住金ソリューションズ設立1980年。新日鉄住金グループで、システム構築大手。製造業に強い。クラウド育成を行っている。★★★★
3356テリロジー海外のハードウェアやソフトウェア製品の輸入販売を行う企業。★★★
3680ホットリンクビッグデータの取得・分析を行う企業。★★★
3984ユーザーローカルビッグデータの解析・人工知能による情報提供サービスを提供している企業。★★★
4739伊藤忠テクノソリューションズ設立1979年。伊藤忠商事の子会社として、海外IT機器の販売を出発点にソフト、サービスに注力している。★★★★
6534DACHDインターネット広告代理店であるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社や株式会社アイレップなどを傘下に置く企業。★★★
6702富士通コンピューターや電気通信機器などの製造・販売、インターネット事業を行う大手通信機器メーカー。
★★★
8056日本ユニシス設立1958年。ビジネスソリューションを提供するIT企業。★★★★
9613NTTデータ設立1988年。NTT傘下でS1専業最大手。データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレーター。★★★★

ビッグデータと関連銘柄

ビッグデータ

そもそもビックデータとは一体どういったものなのだろうか。それを端的に表現するのであれば、大容量のデータが積み重なったもの。現在、市販で手に入れることのできるデータベース管理ツールやデータ処理アプリケーションで処理することが困難になるほど大容量かつ複雑なデータが集まったものがビッグデータと呼ばれている。これには特に明確な定義があるわけではないが、マーケティング用語として一般的に用いられている。

では、これが一般社会でどう役に立つというのだろうか。ビッグデータは単に情報量が多いだけではない。今まで使用されてきた処理能力では到底、管理・集計することができなかったデータを即時に分析することが可能であり、ビジネスシーンや社会において新たな知見を得ることができたり、新しいシステムを構築するために役立つ可能性も秘めている。

ビッグデータが注目されている理由

これほどまでにも、多くの可能性を秘めているビッグデータが注目を集めている理由はどこにあるのだろうか。様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことが可能なIoTにより、膨大な量の情報量が世の中には溢れかえっている。これを処理するためにビッグデータは必要不可欠とも言える。

さらには、政府始動のもと実際の現場で活用が進んでいることも注目されているポイントのひとつとして挙げられる。実際にマイナンバー、収入、税金、健康保険料等々、多くの情報を取り扱わなければならない。警察でもビッグデータをフル活用して、犯罪が発生する場所、時間帯などを分析することにより犯罪を防ごうという動きも取られている。

ビッグデータと日本企業

国や地方自治団体を中心に広がってきているビッグデータだが、社会やビジネスシーンで活用され、多くの役割を担うことが期待されている。では実際に日本企業がどれだけビッグデータを活用しているのだろうか。ガートナー ジャパンによると2015年時点で、日本企業がビッグデータを活用しているのは僅かに6%に止まっていると発表している。

その主な理由として、価値が見いだせない、スキルや能力の不足、予算の確保などが挙げられている。しかしながら、こういった興味深いデータもある。2016年に同社が従業員500人以上のIT企業への調査を行ったところ、実に67.2%がビッグデータを既に活用していると回答している。2020年には世界市場で3兆4000億ドルにまで拡大するとまで言われている中で、日本企業も取り残されていてはいけないだろう。

ビッグデータ関連銘柄【本命】

【9613】NTTデータ

NTT傘下でS1専業最大手。データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレーターであり、省庁、金融機関に強いのが特徴的。
大規模データを高速に処理できる基盤ソフトウェア、Hadoopを世界の名だたる企業と共に開発していることでも知られ、その開発貢献量は世界ランクで4位とも言われている。この高い技術力によって、多くの業界に対してビッグデータの活用を行っており、ビッグデータ関連銘柄として期待が寄せられている。

ビッグデータ関連銘柄【おすすめ】

【8056】日本ユニシス

設立1958年。ビジネスソリューションを提供するIT企業。ICTサービスの提供や情報システム構築も行っており、金融中心に空運、流通など幅広い業種と取引。
データ分析用のシステムに加えて、ビッグデータを活用するためのデータサイエンティストの育成も積極的に行われている。そのため、様々なシナリオに合わせたソリューションが用意されており、それを活用した実績も十分だ。自社で開発したデータ分析システムも販売しており、ビッグデータ関連銘柄として注目を集めている。

ビッグデータ関連銘柄【注目】【出遅れ】

【4739】伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠商事の子会社として、海外IT機器の販売を出発点にソフト、サービスに注力している。通信事業者向けが主力。
これまでにも、ビッグデータを活用して、多くの企業に対してソリューションを行ってきた同社。直近では、ビッグデータやIoT、企業の業務データなどの隠れた傾向やパターンを分析をし、機械学習エンジンをも搭載されたデータ分析プラットフォームの提供を開始している。こういった事例からも、ビッグデータ関連銘柄として注目されている存在。

【2327】新日鉄住金ソリューションズ

新日鉄住金グループで、システム構築大手。製造業に強い。クラウド育成を行っている。売上高の80%は企業や官公庁向けと親会社が占める割合は少ない。
製造業を母体としている同社は、モノづくりを進化させるための「IoXソリューション」を新事業として立ち上げており、IoTを活用した製造現場の基盤強化に一役を担っている。これは、親会社である新日鉄住金も既に導入を進めており、今後ビッグデータ関連銘柄としてさらなる期待が寄せられている。

ビッグデータ関連銘柄まとめ

今後、ビッグデータがさらなる浸透をしていくことによって、今までにない新たなシステムや仕組みが構築されることは言うまでもない。IT分野に限らず、多くの業種において活用範囲は拡大していくだろう。成長市場なだけに、未開拓の分野にどれだけ強みを持っていけるかが今後の鍵となってくる。各企業の動向に注目をしていきたい。

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