宅配ボックス関連銘柄

近年ではECサイトの増加、利用者の拡大によって、宅配業界のあり方が見直されてきている。その大きな原因となっているのが再配達だろう。宅配便の利用が拡大している一歩で、受取人が不在しているケースが問題視されている。また人手不足も重なって大きな改変を迎えようとしている。そのひとつの救世主となるのが宅配ボックスの存在だろう。すでに取り組んでいる地域もあり、徐々にその存在が知られてきている。今後どのような影響を及ぼすのか、関連銘柄と共に探っていきたい。

宅配ボックス関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
1722ミサワホーム注文住宅を主力とする日本の大手住宅企業。★★★★
1925大和ハウス工業住宅・建設業界の最大手である住宅総合メーカー。★★★★
5900ダイケンエクステリアや建材等の金物製品メーカー。★★★
6134富士機械製造電子部品組立機や工作機械の開発・製造・販売を行う産業機械メーカー。★★★
6178日本郵政日本郵政グループの持株会社。★★★
6752パナソニックAV機器や白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野なども手がける企業。★★★★
9020東日本旅客鉄道JRグループの中で最も規模が大きく、鉄道最大手。★★★★
9449GMOインターネットGMOインターネットグループの持株会社でインターネット関連事業を行う企業。★★★

宅配ボックスと関連銘柄

宅配ボックス

最近では、ECの急速な成長に伴い宅配便の利用個数の増加、トラックドライバー不足が顕在化している。そうした中で、再配達が非常に問題視されており、これを解決するための策として、宅配ボックスの普及が考えられている。

宅配ボックスとは、業者が自宅を訪問した際、不在だった場合に荷物を預けて置けるロッカー設備のことを言う。マンションなどで標準設備として付いている所も多いが、駅やコンビニ、ショッピングセンターなど公共の場に設置されることが一般的となってきた。

宅配ボックスが注目されている理由

アマゾンを主要取引先にしているヤマト運輸が値上げをすることを発表していることからも分かるように、宅配業界はギリギリのところまで来ている。これを緩和するために宅配ボックスが注目されているわけだが、これには国の後押しも大きい。

政府は2017年4月から各企業が宅配ボックスを設置するための費用を補助するための制度を新設し、2017年度予算案に約5億円を計上している。宅配ボックスを設置するためには150~200万円かかると言われており、この半額を補助する。

これに関しては、どの事業者でも自由に荷物を預けることができるオープン型の宅配ボックスを設置した企業に対してのみの補助となるものの、初年度だけで約500か所を設置することを目標に置いているなど、今後の動きに注目しておきたいところだ。

再配達削減キャンペーン

環境省は、経済産業省と国土産業省と連携をはかり、宅配便の再配達が引き起こす環境負荷と社会的損失を解決するための「COOL CHOICE できるだけ一回で受け取りませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」を実施している。

これは年間9万人相当のトラックドライバーの労働負担、年間約42万トンのCO2排出増をもたらしていると推計されていることから、再配達の削減、CO2の削減に向け賛同する25団体・78企業とともにその重要性を訴えかけていく。

宅配ボックス関連銘柄【本命】

【9020】東日本旅客鉄道

JRグループの中で最も規模が大きく、鉄道最大手。首都圏・東日本が地盤。鉄道事業の他に不動産賃貸や駅ナカ物販事業が成長。
2016年5月に首都圏の100駅に対して宅配ボックスの設置を発表している。これは利用者サイドから見ても通勤や通学途中で受け取ることができることからも利便性の向上に繋がっている。このことからも宅配ボックス関連銘柄として注目されている。

宅配ボックス関連銘柄【おすすめ】

【1925】大和ハウス工業

住宅総合メーカーで工業化住宅のパイオニア。住宅・建設業界の最大手である。戸建て住宅から賃貸・商業・事業施設へ展開、各分野で有力、都市開発や海外も。
戸建住宅向けの宅配ボックス需要拡大を目指して2018年3月までに600棟に宅配ボックスを導入すると発表している。また、受け取りから発送までを対応する新型宅配ボックスを開発しており、宅配ボックス関連銘柄として期待が寄せられている。

宅配ボックス関連銘柄【注目】【出遅れ】

【6752】パナソニック

AV機器や白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野なども手がける。家電業界で国内首位。航空電子機器やプロジェクターで世界首位。
同社が販売している戸建て用宅配ボックスの3月の受注が前月の5倍になったと発表をしており好調をキープ。ただし、その格好で既存製品の生産が追い付かないことからも発売を予定していたアパート向けなどの新製品は6月に発売延期となっている。今後は生産力を2倍にするとも発表しており、宅配ボックス関連銘柄でも注目していきたいところ。

【1722】ミサワホーム

住宅大手。注文住宅主力。リフォーム事業育成と多角化が中期的課題。トヨタホームの子会社へ。2020年までに戸建依存の経営からの脱却をはかる。
戸建用の宅配ボックスを展開している同社は、業界初の玄関一体型宅配ボックスを開発。これは室内側から宅配ボックス内の宅配物を回収することができ、子どもだけでの留守番、在宅中でも手が離せない時などに利便性が高く、木質プレハブ住宅向けに売り出す。年間500組の販売をめざしており、このことからも宅配ボックス関連銘柄として名を連ねている。

宅配ボックス関連銘柄まとめ

数年前より、その利便性の高さからも注目を集めてはいたものの、需要自体はそこまで高いものではなかったが、宅配業界が本格的に改変の時代に突入したこともあり、急速に期待が寄せられるようになった。今後は、大きい荷物やチルド製品などにも対応ができるようどれだけニーズに応えることができるかがカギとなってくるだろう。

関連記事とブログランキング

LINE@にて株師孔明から非公開情報や最新情報を受け取る!

・株師孔明の投資のイロハ
・今買うべき株式材料銘柄情報
・仮想通貨の最新ニュース
・特定仮想通貨の買い増しサイン など

1日2つ、ブログランキングの応援クリックも宜しくお願いします。
 にほんブログ村 投資ブログ 仮想通貨へ