メタンハイドレート関連銘柄

環境破壊の問題や石油や天然ガスといった限りある燃料資源をこのまま使い続けることは困難に近い状況であると言われてきている。そんな中で、次世代のエネルギーとして近年注目されているのがメタンハイドレートだろう。既に実用化に向けた研究や調査段階に入っており、天然ガスの大半を輸入に頼っている日本にとって希望の星とも言えるメタンハイドレートに関しての詳細情報や関連銘柄を紹介しておきたい。

メタンハイドレート関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
1605国際石油開発帝石石油や天然ガスの開発を行う企業。★★★
1606日本海洋掘削海洋掘削会社。巨大なリグ設備を所有し、海底石油・ガス田の試掘や生産井掘削を主に請け負っている。★★★★
1662石油資源開発原油・ガス開発専業。国内外の石油・天然ガス資源の権益を有し、開発・生産・輸送・販売を中心に事業を展開している。★★★★
6297鉱研工業地下資源開発のボーリングマシンのトップメーカー。★★★★
7011三菱重工業三菱金曜会及び三菱広報委員会に属する日本の企業。★★★
9505北陸電力主に北陸3県を営業地域とする電力会社。★★★
9532大阪ガス近畿地方を中心に、722万世帯を供給対象としている一般ガス事業者。★★★
9755応用地質最大手の地質調査会社。建設コンサルタントとしての売上高も業界上位に位置する。★★★

メタンハイドレートと関連銘柄

メタンハイドレート

メタンハイドレートとは、低音高圧という条件下でメタンガスと水がシャーベット状に凍った固体の結晶のことを言い、天然ガスの一種でもある。また、見た目は氷に似ているものの、火を近づけると燃える性質を持っていることから「燃える氷」とも言われている。

では、従来の燃料資源との違いは何なのか。そもそも石油や天然ガスといった燃料資源は限りがあり世界的な需要の拡大と大量消費によって枯渇に向かっていると言われ続けている。また、それらはCO2の排出が問題となっており、地球環境を破壊する原因と指摘されてきた。メタンハイドレートはこれらの問題を解決に導くとして研究が続けられてきた。

メタンハイドレートが注目されている理由

メタンハイドレートは永久凍土の地下や海底下にしか存在しないのだが、日本の管轄海域内の海底では大量に眠っており、その埋蔵量は12.6兆立法メートルと推測されている。今まで天然ガスを輸入に頼ってきた日本にとってメタンハイドレートの開発に成功をすれば、世界でも有数のエネルギー・天然資源大国になり得る可能性を秘めている

政府ではそれに関する議論が進められており、先日総理大臣官邸で開催された「第16回総合海洋政策本部」では、今後エネルギー・資源の安定供給を確保するため、メタンハイドレートなどの海洋資源開発の商業化に向けて取り組むことが述べられている。また、経済産業省は愛知県の渥美半島から志摩半島沖合の水深1000メートルの海底から、メタンハイドレートを取り出し、3~4週間続けて天然ガスを生産する産出実験を今月下旬から開始するなど、本格的な実験に向けて指導をしている。

メタンハイドレートのコスト問題

既に20年ほど前からその存在が知られていたメタンハイドレートだが、実用化に向けて壁となっていたのがコスト問題である。原油採掘に比べ高くなってしまうため、中々実用化に踏み出せないでいた。また、採掘技術も問題視されているが、近年では各企業が様々な技術を確立してきており、実用化に向けて前進してきている。コスト面に関しても、このまま技術が進展していくことと需要の拡大によってクリアしていくだろう

メタンハイドレート関連銘柄【本命】

【1606】日本海洋掘削

海洋掘削会社。巨大なリグ設備を所有し、海底石油・ガス田の試掘や生産井掘削を主に請け負っている。東南ア、中東等で操業。
経済産業省よりメタンハイドレート開発事業の一環として日本メタンハイドレート調査株式会社をオペレーターとなり海洋産出試験が実施されているが、同社の地球深部探査船「ちきゅう」を使用しての掘削契約が締結されている。このことからも、メタンハイドレート関連銘柄としての注目度は高い。

メタンハイドレート関連銘柄【おすすめ】

【6297】鉱研工業

地下資源開発のボーリングマシンのトップメーカー。温泉開発工事など施工も行う。日立建機と提携。発展途上国の水道インフラ工事なども手掛ける。
メタンハイドレートの採掘には同社が手掛けるボーリングマシンの存在が必要不可欠ということもあり、需要は非常に高い。本格的な開発作業が始まることによって、メタンハイドレート関連銘柄としての期待値も高まるだろう。

メタンハイドレート関連銘柄【注目】【出遅れ】

【1662】石油資源開発

原油・ガス開発専業。国内外の石油・天然ガス資源の権益を有し、開発・生産・輸送・販売を中心に事業を展開している。
日本メタンハイドレート調査株式会社の株主でもある同社は、メタンハイドレート海洋産出試験にも参画している。また、日本で初めてメタンハイドレートの採掘に成功するなど、掘削試験、開発研究、将来的な商業化へのインフラ整備など、メタンハイドレート事業全般にかかわっている。このことからも、メタンハイドレート関連銘柄として大きな注目を集めている。

メタンハイドレート関連銘柄まとめ

政府が始動となってその開発を進めていることからも、メタンハイドレートは国家事業とも言え、今後の日本の未来を担う存在でもあるだろう。そんな中で、関連銘柄として挙げられているのは、新興企業ではなく、これまでもある程度の実績を残してきた老舗企業が注目を集めているのは事実。技術的にもまだ確立されていないことからも、国内トップの実績を誇る企業を中心に今後の動向に着目をしていきたい。

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