宇宙開発関連銘柄

人類が初めて月面着陸を行ったアポロ計画から40年以上が経過し、宇宙旅行が身近なものになる時代もすぐそこまで来ていると言われている。宇宙産業は21世紀の成長産業のひとつでもあり、各国がしのぎを削って宇宙開発や研究が進められている。日本では毎年12月ごろに、政府の宇宙計画委員会によって宇宙基本計画の工程表の改定が行われており、2017年5月6日に宇宙ビジネス振興策の方向性をまとめた「宇宙産業ビジョン」案が判明したことで、注目を集めている。

宇宙開発関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
4208宇部興産日本の大手総合化学メーカー。★★★
4980デクセリアルズ粘着テープ、接着剤などを製造する日本の企業。★★★
6467ニチダイネットシェイプ鍛造による自動車パーツ向け精密金型の製造。★★★
6486イーグルNOK系列で、メカニカルシール、特殊バルブの大手。★★★★★
6503三菱電機三菱グループの中核的存在で、総合電機大手。★★★★
6703沖電気工業通信機器、現金自動預け払い機 等の情報機器を主体に製造するメーカー。★★★
7011三菱重工業総合重機トップシェア。火力発電所用ガスタービンはじめ、航空、防衛、造船、産業機械など幅広く事業を展開している。★★★★★
7607進和接合材料及び関連装置を扱う商社。★★★
7751キャノンOA機器の総合メーカーとして、カメラ、事務機器の最大手。★★★★

宇宙開発と関連銘柄

宇宙開発

人類が初めて宇宙飛行を行ったのが1961年に当時ソビエトの宇宙飛行士であったユーリイ・ガガーリンがボストーク1号に単身搭乗している。帰還後に語ったとされる「地球は青かった」はあまりにも有名な言葉であり、この時から本格的に宇宙開発が世界各国の専門機関によって行われてきた。

そもそも宇宙開発とは、宇宙空間を人間の社会的な営みに役立てるため、あるいは人間の探求心を満たすために、宇宙に各種機器を送り出したり、さらには人間自身が宇宙に出て行くための活動全般のことを指している。宇宙旅行といった考えは空想的なものでしかなかったが、研究が進められていくうちにそれが近い将来実現できるかもしれないという所まできていることは確か。

日本においても1950年代ごろから宇宙開発が行われており、2003年には文部科学省下で宇宙航空研究開発機構(JAXA)が立ちあげられるなど本格的に行われている。また国内には種子島をはじめとする7つの施設が設けられており、これまでに200近い衛星や宇宙船が打ち上げられている。

宇宙開発が注目されている理由

言わずもがな、宇宙産業は21世紀において成長産業のひとつに挙げられており、2008年には宇宙基本法が制定され、内閣には宇宙開発戦略本部、内閣府に宇宙政策委員会と宇宙戦略室が次々と設置されるなど、国家プロジェクトとして始動している。

日本は「安全で豊かな社会」を実現するために積極的に宇宙航空技術を利用したいとしており、その利用を自然災害・環境問題に役立つシステムの構築や宇宙産業の基幹産業化として考えられている。

また、今まではアメリカやロシア、日本、ヨーロッパなどが宇宙開発先進国と呼ばれ、世界をけん引してきたが、昨今ではそれに加えて中国の躍進が目覚ましく、またアメリカのアマゾン社など民間企業までもが宇宙開発産業に参入してきている。日本の宇宙基本計画は「産業振興」を謳っているものの、ほとんどが衛生打ち上げビジネスに偏重しており、今後の動きに注目をしていきたいところ。

宇宙産業ビジョン案

政府の宇宙政策委員会では毎年12月ごろに宇宙基本計画の工程表の改定を行っており、その中で2016年に総理官邸で開催された第14回宇宙開発戦略本部では宇宙の産業利用を推進するための「宇宙産業ビジョン」を作成すると発表されていた。

そして2017年5月6日に宇宙ビジネス振興策の方向性をまとめた「宇宙産業ビジョン」案が判明している。これには、小型ロケット発射場の新設に向け、認定外ドラインの整備、民間事業者のロケット打ち上げ需要を調査することなどが明記されている。また、ベンチャー企業の資金調達を支援し、新規参入を後押しするなどの計画が見据えられている。

宇宙開発関連銘柄【本命】

【6486】イーグル工業

NOK系列で、メカニカルシール、特殊バルブの大手。自動車向け中心に船舶用や航空機用、建設機械なども手掛けている。
NOK系列のメカニカルシールを主要製品としている同社は、半導体製造装置向けの関連銘柄としても注目度は高いが、ロケットや宇宙機器分野において数々の納入実績がある。エンジンの性能を出すシール技術への評価は高く、その他でも国産人口衛星のバッテリー部品などの開発にも積極的に取り組んでいることから、宇宙開発関連銘柄として期待値は大きい

宇宙開発関連銘柄【おすすめ】

【7011】三菱重工業

総合重機トップシェア。火力発電所用ガスタービンはじめ、航空、防衛、造船、産業機械など幅広く事業を展開している。
日本の宇宙開発を語る上で欠かすことのできない存在であり、商業ロケットに関しては同社が手掛けるH-IIBロケットが2009年9月11日の1号機から5号機まで、すべて打ち上げに成功しており、高い信頼性を得ている。また、2016年12月9日には宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機を搭載した6号機の打上げに成功するなど、宇宙開発関連銘柄として安定している

宇宙開発関連銘柄【注目】【出遅れ】

【7751】キャノン

OA機器の総合メーカーとして、カメラ、事務機器の最大手。一眼レフはシェア5割を超える。半導体・液晶露光装置、監視カメラも展開している。
数年前より、宇宙開発への参入を示唆してきた同社は、子会社であるキャノン電子がJAXAのミニロケット開発チームに技術者を送り込んでおり、他にも宇宙空間でロケットを切り離したり、機体の向きを変えるシステムを構築するなど、宇宙開発関連銘柄として名乗りを挙げている

【6503】三菱電機

三菱グループの中核的存在で、総合電機大手。FA機器が収益柱となっている。空調「霧ヶ峰」や太陽光発電を含む家電、電力用半導体に特長。
人工衛星本体をはじめとする、衛星の運用に欠かすことのできない地上管制設備や大型望遠鏡など幅広く事業を展開しており、また、鎌倉製作所内に人工衛星増産のための新しい生産棟を建設することを発表している。この新工場への投資は約110億円を予定しており、市場シェア拡大が期待されているとともに、宇宙開発関連銘柄としても注目度は高くなっている

宇宙開発関連銘柄まとめ

政府による宇宙ビジョン案が明らかとなった現代において、今後はさらに宇宙ビジネスが本格化されることが予測されており、関連企業による努力のお陰もあってか、その期待値は非常に大きい。夢のまた夢とも言われてきた宇宙旅行も、現実のものになりつつあり、今後どのような展開になっていくのか、目が離せないとともに、引き続き動向を見守っていきたい。

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