ゲノム編集関連銘柄(バイオ関連銘柄)

近年では遺伝子組み換え食品などが当たり前となりつつあるが、生物の遺伝子を自由に編集することができる「ゲノム編集」が注目を集めている。例えば、この技術を用いることによって魚の養殖が簡単にできるようになる。また植物や魚のみならず、さまざまな生物にも対応可能なため、最近では医療分野で応用されることが期待されている。今回は、そんなゲノム編集の研究に携わる関連銘柄を見ていく。

ゲノム編集関連銘柄リスト

コード銘柄名企業情報・業務内容株師孔明の注目度
6203豊和工業防衛省に小銃を納入。日本で唯一の小銃メーカー。★★★★
6946日本アビオニクス防衛省向けに陸・海・空の製品の製造開発。シェアも4割と高め。★★★
7721東京計器船舶、航空機のレーダー警戒装置の開発を行っている。★★★★
7963興研防塵マスク・防毒マスク製造販売を手掛けている。★★★
4274細谷火工防衛省や自衛隊関連向けの火工品を納入。★★★★
7012川崎重工業防衛省への輸送用ヘリの納入実績トップレベルを誇る。★★★★
6208石川製作所船舶関連の機雷の生産を手掛けている。★★★★
7011三菱重工業戦闘機やヘリコプターなど、兵器分野の老舗企業。★★★★
7224新明和工業防衛省向けに航空機US-2などが運用されている。特装車生産の最大手企業。★★★

ゲノム編集と関連銘柄

ゲノム編集

そもそもゲノム編集とは、部位特異的なヌクレアーゼを利用して、自由自在に標的遺伝子を改変する技術のことを指している。もっと簡易的に説明をすると、生物の遺伝子を自由に編集することができるということ。遺伝子工学の歴史は1972年にまで遡り、細菌に感染するウィルスのDNAをサルに感染するウィルスのDNAに挿入することに成功したことから始まった。

そこから時が経ち、世界中でさまざまな研究や実験が行われ、2015年に中国で世界初のヒト受精卵の遺伝子操作が行われている。また前年の2014年には世界初の遺伝子改変サルをつくることに成功している。これに関しては倫理的な問題は当然指摘されているが、ゲノム編集、つまり標的遺伝子を自由に改変できることを証明する結果となった。

ゲノム編集が注目されている理由

ゲノム編集自体は、世界中のさまざまな機関で研究が進められている。例えば、国内でいうと、京都大学と近畿大学によって、ゲノム編集で遺伝子を改変したタイを育てている。これは通常よりも大きなタイを短期間で育てることに成功している。他にも魚だけでなく、植物などにも応用され、品種改良プロジェクトも行われている。

また、このゲノム編集を応用するとしてもっと期待されているのが医療分野だろう。エイズ(HIV)や遺伝子による難病などの治療にも役立つ可能性もある。しかしながら、この研究を進めるうえで、ひとつ懸念点も残されている。それは、ゲノム編集は魚や植物などの遺伝子を改変させるだけでなく、ヒトの遺伝子でも応用が可能であることだ、

確かに、病気を治療するには役立つのかもしれないが、中国でも行われたように受精卵の段階でゲノム編集を行うことにより、外見や体力、知力といった要素をあらかじめ操作することができる。これでは生まれてくる子供を「デザイン」しているのと同じであることからも倫理的には問題視されている。

それでも、将来的にヒトの受精卵をゲノム編集で改変できれば、不妊治療や遺伝子疾患にも対応できるとして、2016年4月22日に政府がゲノム編集でヒトの受精卵を操作することに関して「基礎研究」に限定して認める報告書を提出したことで、一気に注目が集まっている

ゲノム編集関連銘柄【本命】

【2342】トランスジェニック

遺伝子組み換えマウス作製技術などを用いたジェノミクス事業が基盤。他にも先端医療事業、子会社では遺伝子解析、病理組織診断などを展開。
2014年から遺伝子改変マウスの作成受託サービスを手掛けている同社は、2015年にアメリカのブロード研究所よりゲノム編集技術に関する特許を取得している。経営状況も非常に好調で、7期連続増収、4期連続増益を達成している。このことからもゲノム編集関連銘柄として注目度は高い。

ゲノム編集関連銘柄【おすすめ】

【4974】タカラバイオ

宝ホールディングス傘下のバイオテクノロジー関連の研究開発型企業。特に遺伝子工学を中心としたバイオテクノロジーに強みを持つ。
遺伝子工学技術に定評がある同社では、ゲノム編集技術に関する受託サービスを中国と日本で展開している。また、アメリカのブロード研究所よりゲノム編集に関する特許も取得するなど、ゲノム編集関連銘柄として期待されている。

ゲノム編集関連銘柄【注目】【出遅れ】

【3386】コスモ・バイオ

2000年にコスモ石油から独立。バイオの基礎研究試薬販売を目的として設立され、他にも実験機器、臨床検査薬を販売している。
最近では細胞関連製品の開発製造にも注力している同社では、商社、メーカー機能を備え、約1200万の製品を揃えていることが強みである。また、ゲノム編集のツールを手掛けて、さまざまな受託サービスを提供している。このことからも、ゲノム編集関連銘柄として注目されている。

【3777】ジオネクスト

IT関連、ビルメンテナンス事業、再生エネルギー事業などさまざまなことを展開している。他にもヘルスケアや先端医療事業なども手掛ける。
インターネットサイトの運営など、さまざまな事業を展開している同社だが、子会社によって、先端医療事業なども手掛け、2014年には韓国のゲノム編集関連企業と共同研究を含む、技術業務提携を結んでおり、ゲノム編集関連銘柄として期待されている。

ゲノム編集関連銘柄まとめ

倫理的な問題があるとして、さまざまな指摘を受けているゲノム編集だが、そういった問題を解決していけば、人類にとってもプラスになることは言うまでもない。現在でも世界中で多くの機関により研究開発が続けられているが、国内だけをみると関連銘柄は限られてくる。今後、他の業界にも展開していく際に、他企業との提携が結ばれることも考えられるため、動向を見守っていきたい。

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