テザーが新たに2.5億ドル分のトークンを発行 ~仮想通貨ニュース<2018年6月27日>~

今日もわたくし株師孔明が注目した仮想通貨ニュースを紹介しよう。

仮想通貨ニュース一覧<2018年6月27日>

テザーが新たに2.5億ドル分のトークンを発行

米ドルと1対1のレートで連動したステーブルコインであるテザー(USDT)が、2億5000万ドル分のトークンを発行したことが明らかになった。

テザーは2018年3月にも3億ドル分のトークンをリリースしている。

最近ではテザーは監査法人による監査が行われていないことで本当に同じ額の米ドルを保有しているのかが確認されていない点が指摘されたり、ビットコインの価格操作にテザーが使われたとする論文が発表されたりと議論を引き起こしている。

アメリカの法律事務所がテザーの銀行口座に裏付けに必要なだけのドルを保有していることを確認したと発表しているが、これは監査法人による監査ではないので正式なものではない。

賛否両論の物議を醸しているテザーだが、ステーブルコインの注目は高まっている。今後もステーブルコインの先駆けであるテザーへの注目は集まっていくだろう。

スペインでワラント発行の効率化に向けブロックチェーン技術活用の連携

スペイン証券取引委員会(CNMV)が、証券取引所を運営するBMEやサンタンデール銀行、BBVA、BNPパリバ、カイシャバンク、コルメツ銀行、ソシエテ・ジェネラルと共同でワラント発行の記録に関するブロックチェーン技術事業で連携することを発表した。

ワラントとは、満期日前に証券を一定の価格で売却する権利を与えるデリバティブで日本で新株予約権証券と呼ばれるものである。

今回の連携で対象となったシステムは、ファスト・トラック・リスティングと呼ばれ、これまで1週間以上かかっていたワラント発行の登記を48時間未満で行うことが可能になる。

銀行や証券取引所などがブロックチェーンを用いた業務の効率化を相次いで行なっている。

今回のように既存の登記や取引を効率化するものから、リップルなどを用いた送金の高速化と低価格化を目指したものが存在する。

今後もこのような取り組みによって金融業界が大きく代わり利便性の高いものになっていくことが期待される。

アリババ子会社がブロックチェーンを用いた送金実験に成功

アリババの子会社であるアント・フィナンシャルがブロックチェーンを利用した送金の試験を行い香港からフィリピンへ約3秒で取引が完了する結果を得たと発表した。

現在世界には銀行口座を持てていない人が17億人存在しており、その多くが携帯電話を保有している。

そのため、ブロックチェーンを用いることでそのような人々に金融システムを行き渡らせることができると期待されている。

フィリピンではこのような人々が多く、ブロックチェーンを使った送金事業への関心が高まっている。

多くのユーザーを抱えるアリババがこの送金事業に成功したことで、これからのブロックチェーンを利用した送金事業がより多くの人々に浸透していくことが期待される。