半導体関連銘柄 上がる株 一覧【半導体製造装置・IoT・5G・自動運転】

半導体は価格と需要がともに大きな伸びを見せるスーパーサイクルに入っている。

世界的に好景気が続いていることも半導体需要が旺盛な要因だ。

IoT時代の到来などで半導体需要は中長期的な伸びが期待されており、半導体製造装置などへの投資増が見込める。

今後半世紀は、一番注目され続けるであろうセクターなだけに、市場拡大に伴う業績成長が楽しみな半導体関連銘柄をしっかりと把握しておいてほしい。

半導体関連銘柄に期待

半導体関連銘柄とは、半導体そのものを製造したり、半導体製造装置を作ったりする銘柄を指す。

半導体の材料となるシリコンウエハーなどを製造する銘柄も含まれる。では、半導体の用途や将来性について把握しておこう。

半導体とは

半導体とは、電圧などの諸条件に応じて電気を通しやすくなったり、通しにくくなったりする性質を持つ。

多くの電子機器が適切に動作する上で不可欠な製品だ。

半導体製造には高度な技術が必要であり、半導体メーカーの他、半導体製造装置や半導体の材料メーカーなどが関連銘柄に名を連ねる。

半導体需要が旺盛な時期は電子機器開発などの先行投資が活発とされており、半導体需要は景気の先行指標とされている。

世界的な景気回復に伴って日本の半導体関連銘柄の中には株価が5倍以上に急騰した銘柄も少なくない。

半導体の用途や将来性

半導体はすでに多くの電子機器に搭載されているが、さらなる需要増が見込まれている。半導体需要増につながる用途と将来性について見ていこう。

用途 将来性
IoT機器 IoT機器普及で半導体需要増へ
自動運転車 従来型自動車と比べて半導体使用量が増える
スマートフォン 新興諸国でのさらなる普及や決済などへの機能拡大に期待

高速通信5Gの実現が近づく中、IoT機器や自動運転車の開発が進められている。

これらの製品が広く普及すれば、半導体需要が急増する。

IoT機器、自動運転車は大手家電メーカー、自動車メーカーなどが開発にしのぎを削っており、近い将来に多くの人々にとって身近な製品となろう。

また、すでに普及が進んでいるスマートフォンも、決済手段としての利用が増えるなどして多機能化すれば半導体需要を後押しする。

自動運転車市場確保へルネサスエレクトロニクスが7,000億円超の買収

ルネサスエレクトロニクスは、2018年7月に7,000億円を超える買収を実施した。

買収対象は半導体ビジネスを手がける米IDTだ。

ルネサスエレクトロニクスは、車載機器向け半導体製造に強みを持つ。

自動運転車の開発が着実に進む中、自動車向け半導体の需要は今後も高まると考えられる。

すでに大手自動車メーカーであるトヨタなどが開発する自動運転車向け製品が採用されるなどしているルネサスエレクトロニクスには、買収を通じて市場確保力を強化する狙いがあろう。

菅官房長官「4割値下げ」発言で通信企業による5G投資増に期待

菅官房長官は、日本の携帯通信料金の高さを批判し、「4割値下げする余地がある」とした。

携帯通信大手3社の利益率は高く、今後も批判は続くと考えられる。

通信企業としては料金を値下げする姿勢を示しつつ、先行投資を加速させることで政府や消費者の理解を得る方向に向かうのではないか。

通信企業による先行投資分野として期待できるのが5Gだ。

通信企業が高水準の利益を活用して5G投資を活発化させれば、IoT機器や自動運転車の普及が後押しされる。

通信企業が値下げ圧力を5G投資の活発化により回避する姿勢をどこまで強めるかに要注目だ。

注目の要点をチェック!
  • 自動車向け半導体の需要が今後の半導体関連銘柄のカギ!?
  • 5Gとのシナジーも考え、通信企業の5Gに対する動きも注目しておく必要

半導体関連銘柄はここ数年で急騰!

成長著しい半導体関連銘柄の中でも、これまでに急騰した銘柄を中心に紹介していこう。

<6857>アドバンテストが2016年初比2倍以上に

半導体試験装置で高いシェアを誇るのがアドバンテストだ。

アドバンテストは業績好調であり、PERも20倍以下と極端な割高感のない点も評価できる。

過熱感が乏しいにも関わらず株価は大きく上昇してきており、2018年9月20日終値は2016年初の2倍以上となっている。

株価好調の背景には半導体市場においてスーパーサイクルが発生していることが挙げられる。

また、業績が右肩上がりとなっていることに加え、半導体のさらなる需要増の可能性があることから今後も資金流入の対象となりやすい。

<7741>HOYAも2012年底値から4倍以上に急騰

半導体用マスク基板メーカーとして知られるのがHOYAだ。

内視鏡メーカーとしても高い知名度を誇る。

HOYAの株価は近年大きく上昇しており、2012年の底値を起点とすると4倍以上に急騰した。

2017年秋ごろから反落する局面もあったがその後は持ち直し、2018年には2017年の高値を更新している。

世界的に堅調な景気を背景に半導体需要が伸びており、HOYAの業績も好調だ。

2019年3月期の業績予想は未定だが、好景気が続けば好業績となりさらに株価が上値を追うことも考えられる。

注目の要点をチェック!
  • 半導体の需要の高まりによる将来的な急騰候補株を常にチェック
  • 需要の持続性から株価が下落しても反発までを念頭に入れること

半導体関連銘柄 一覧

チェック

半導体関連銘柄とは、半導体製品を製造している企業、半導体試験装置・半導体製造装置を手掛ける企業、半導体を利用し近未来への製品開発を手掛ける企業など、半導体と深く関わりのある銘柄を指す。

コード 企業名 企業情報・業務内容 注目度
2743 ピクセルカンパニーズ 再生可能エネルギー事業、フィンテック・IoT事業等を展開。傘下企業が半導体製品を製造。 ★★★
3436 SUMCO 半導体用シリコンウェーハ等を提供。 ★★★
3652 DMP IPコアライセンス事業、LSI事業などを展開。世界最小サイズのGPU IPコア「ant200」。 ★★★★
4047 関東電化工業 古河系の中堅化学メーカー。半導体用エッチングガスを提供。 ★★★
4063 信越化学工業 大手化学メーカー。半導体用シリコンウェーハ等を提供。 ★★★
6256 ニューフレアテクノロジー 半導体製造装置メーカー。電子ビームマスク描画装置を提供。 ★★★
6480 日本トムソン ベアリングメーカー。半導体製造装置の部品を提供。 ★★★
6490 日本ピラー工業 流体漏れ防止のシールメーカー。半導体製造装置に使う部材を提供。 ★★★★
6616 トレックス・セミコンダクター アナログ電源ICの専門メーカー。半導体デバイスの設計開発、販売等を行う。 ★★★
6627 テラプローブ 半導体後工程の検査受託が主力。 ★★
6656 インスペック 半導体・IT関連デバイスの光学式外観検査装置メーカー。 ★★★
6707 サンケン電気 デジタル家電、自動車向けパワーICなど半導体デバイスが主力。 ★★★
6723 ルネサスエレクトロニクス NECエレクトロニクスとルネサステクノロジが統合して発足した半導体メーカー。 ★★★
6730 アクセル ファブレスの半導体メーカー。 ★★★
6767 ミツミ電機 半導体デバイス、カメラモジュールなどの光デバイス、機構部品、高周波部品などを扱う。 ★★★
6769 ザインエレクトロニクス ファブレスの半導体メーカー。 ★★★★
6832 アオイ電子 独立系の電子部品メーカー。半導体集積回路やモジュール等を手掛ける。 ★★★
6857 アドバンテスト 半導体製造装置大手。半導体テストシステムで世界トップ。 ★★★★
6874 協立電機 FAシステム、計測制御システムの開発が主柱。半導体基板検査システムを提供。 ★★★
6875 メガチップス ファブレスの半導体メーカー。 ★★★
6963 ローム カスタムLSI国内トップ。半導体素子、抵抗器などに強み。OKIの半導体事業を買収。 ★★★
7271 安永 エンジン部品コンロッド製造。半導体用検査測定装置を提供。 ★★★
7741 HOYA 半導体用フォトマスクやHDD用ガラスディスクなどで高シェア。 ★★★★
7748 ホロン 半導体の検査・測定装置が主力。半導体やナノテクノロジー分野へ検査・計測技術を提供。 ★★★
8035 東京エレクトロン 半導体製造装置大手。FPD製造装置も手掛ける。世界トップシェア製品多数。
9984 ソフトバンクグループ 国内携帯3位。イギリスの半導体設計大手アームHDを買収。 ★★★
9995 ルネサスイーストン 半導体回路を中心に半導体素子・表示デバイス等も手掛ける半導体商社。 ★★★

主な半導体関連銘柄はこの通りとなっている。

出遅れとして出てきた銘柄があれば、随時更新していくのでこまめにチェック頂きたい。

株師孔明注目の半導体関連銘柄

統計

これから注目のテーマ株となりうる半導体関連銘柄。

その中でもとくに注目しておきたい企業を紹介していこう。

<6857>アドバンテスト

アドバンテストの株価

市場名 東証1部
業種 電気機器
上場年月日 1983年2月9日
単元 100株
比較されやすい銘柄 ディスコ、東京精、東エレク
株主優待 なし

半導体試験装置メーカーとして高い知名度を誇る。

日本のみならず海外向けの製品も多いため、世界的に景気が堅調に推移すればさらに業績を伸ばすチャンスがある。

積極的な成長投資を行い、半導体市場の拡大からどこまで恩恵を受けられるかに要注目だ。

株価は好調だが過熱感には乏しく、2018年に入って多くの半導体関連銘柄が大幅下落する中でもアドバンテストは堅調だ。

<7741>HOYA

HOYAの株価

市場名 東証1部
業種 精密機器
上場年月日 1961年10月
単元 100株
比較されやすい銘柄 ニコン、昭電工、大日印
株主優待 なし

半導体用マスク基板や内視鏡などを製造している。

メガネレンズや内視鏡の製造は半導体ビジネスと比べて景気感応度が低く、業績安定につながると考えられる。

配当性向3割程度の配当金を出していることも考えると、成長期待の持てる銘柄ながら株価は底堅く推移しやすいのではないか。

半導体ビジネスが5G投資の活発化やIoT機器・自動運転車開発の進展などを追い風にどこまで利益に貢献できるかを注視したいところだ。

<7741>HOYAについてのさらに詳しい情報・材料を入手したい場合はこちらのサイトがオススメ ⇒ 株エヴァンジェリスト

<6769>ザインエレクトロニクス

ザインエレクトロニクスの株価

市場名 東証1部
業種 電気機器
上場年月日 2001年8月1日
単元 100株
比較されやすい銘柄 サンケン、メガチップス、TOREX
株主優待 なし

ファブレス企業として半導体ビジネスに取り組んでいる。

スマートフォンや自動車向けの製品が多い。

スマートフォン向け半導体は、スマートフォンが決済などを含めた多機能化されることで需要増が期待できる。

自動車向け製品も自動運転車開発が活発化することで需要が伸びやすく、業績成長に伴って株価上昇期待も高まる。

前期に業績は黒字転換しており、今期は黒字額をさらに伸ばして黒字体質を定着させていけるかに要注目だ。

注目の要点をチェック!
  • 従来の使われ方だけではなく、IoT化が進む中で様々なものに半導体が使われていくと共に新たに関連銘柄として加わっていく企業にも注視
  • 生産性の高い製品を提供している企業に注目

半導体関連銘柄 まとめ

半導体関連銘柄は、景気回復が続いていることや、IoT機器や自動運転車向け製品への期待から株価が好調だ。

足元では過熱感が懸念されて反落する銘柄も見られるが、依然として高い将来性が評価されている。

景気が一時的に後退した場合でも中長期的な市場拡大が見込める分野であり、十分なシェアを確保できそうな銘柄を選別して投資すると良いだろう。

全治相場が崩れる場面で成長性の高い半導体関連銘柄にも売りが集まり、割高感が緩和された場面を狙いたいところだ。

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