テザーの流通量が他のステーブルコインを圧倒 ~仮想通貨ニュース<2018年10月1日>~

今日もわたくし株師孔明が注目した仮想通貨ニュースを紹介しよう。

仮想通貨ニュース一覧<2018年10月1日>

テザーの流通量が他のステーブルコインを圧倒

ステーブルコインとして知られるテザー(USDT)の流通量が他のステーブルコインと比べはるかに大きいことが明らかになった。

ステーブルコインは何かしらの通貨などを担保にすることで価格が安定している仮想通貨のことで、高いボラティリティが問題視されるビットコインなどの仮想通貨よりも実用性の面で注目されている。

今回、デジタル資産関連企業であるブロックチェーン・ルクセンブルクが発表した「The State of Stablecoins」というレポートでは、ステーブルコインの日時取引量の98%がテザーで占められていると明らかになった。

テザーはその発行元の不透明性や運営の中央集権型のシステムに批判が集まっており、時折疑惑の目を向けられていた。

しかし、他のステーブルコインと比較しても、取り扱い取引所の数が比較的多く、世界に46取引所がある。

多くの取引所で取引ができることが、ステーブルコイン全体におけるドミナンスの高さを実現していると考えられている。

この発表を受けて、テザーに対する注目がより高まっていくことが期待される。

ビットメイン社が収益を意図的に改ざんか

仮想通貨マイニング機器メーカーのBitmain社は2018年上半期の収益を意図的に改変した可能性があることが明らかになった。

ビットメイン社は、香港証券取引所にIPO申請の準備を始めていることが明らかになったばかりだが、本当だとすれば大きな問題に発展する可能性がある。

指摘された改変は大きく2点ある。

1点目は、2018年第2四半期の利益が約800億円としていたが450億円ほどの損失を隠していたことだ。

そのため、実際の利益は340億円となり、当初の発表の半分以下となる。

2点目は、仮想通貨の資産価格の計上方法である。

ビットメイン社は、ビットコインやビットコインキャッシュ 、ライトコインなどの仮想通貨を保有しており、資産の多くの部分を占めていた。

しかし、その価格の計算を購入価格で計算することで、資産を大きく釣り上げたと指摘された。

IPOにも関連してビットメイン社の今後に注意をしておく必要があるだろう。

分散型取引所StellarXの開設によってXLMの人気が過熱か

ブロックチェーン基盤であるStellar(ステラ)のネイティブトークンであるXLMの価格が高値を記録し続けている。

この背景には、分散型取引所であるStellarXが開設され、そこでXLMが利用できるようになったことがあげられる。

バイナンスにおけるBNBトークンなど、取引所で利用できる独自の仮想通貨を用意する例はめずらしくはないが、StellarX上でもXLMがその役割を担うことになる。

ステラは安定したブロックチェーン基盤として注目を集めているが、今回の分散型取引所の開設でより注目を集めることになると期待される。

また、取引所においてXLMの流通量が増えることで、価格も1ドルの大台突破も現実味を帯びてきた。