【2018年10月仮想通貨の動き振り返り】と【11月の展望を予測】

世界同時株安となった10月では、仮想通貨市場にも大きな影響があった。

2018年10月の仮想通貨の値動きを振り返るとともに、11月の展望を予測したい。

2018年10月の仮想通貨の動き

ニューヨーク株式市場急落の影響を受ける

10月10日のニューヨーク市場ダウ工業株30種平均は、前日比831ドル安となり、急落した。

これを受けて、仮想通貨市場においてもリスク回避を目的とする売りが先行し、ビットコイン価格は5%下落した。ビットコイン以外の仮想通貨についても同様に下落している。

NY市場株価の急落の背景には、米国の金利上昇と米中貿易戦争への懸念がある。

テザーが一時0.94ドルまで下落しビットコインが急騰

10月15日、米ドルと1対1でレートが固定されているテザー(USDT)は、5%下落し0.94ドルを記録した。これは、テザー(USDT)が他の仮想通貨と交換されたためとみられており、ビットコインや他の仮想通貨の値段が急騰している。

ビットコインでは8%価格が上昇し、ニューヨーク市場株価暴落によるマイナス分を回復した。

テザー(USDT)下落の背景には、テザー社の準備金裏付けへの疑念の高まりがある。

テザー社とCEOが同じ人物である、アメリカの仮想通貨取引所Bitfinexが法定通貨の入金を一時的に停止していたことが、テザー(USDT)への疑惑を強めたとみられている。

10月16日、Bitfinexは法定通貨の入金を再開し、テザー(USDT)の価格は1ドルへ回復している。

コインチェック社が新規口座開設を再開

10月30日、仮想通貨取引所コインチェックは新規口座開設を再開した。

コインチェック社は、1月末に発生した仮想通貨流出事件を受けて新規口座受付を約9ヶ月間にわたって停止しており、この再開のニュースは日本の仮想通貨市場にとってポジティブなニュースとなった。

個別通貨の動き

ビットコイン(BTC)

1日の755,000円から31日は716,000円となり、5%減となった。

先述したニュースに取り上げた通り、ニューヨーク市場の株価下落を受けてリスク回避の動きが強まり、10月11日に5%価格が下落した。15日にはテザー(USDT)への不信感からビットコインへ退避する動きがみられ、価格は一時10%増加したが、月末にかけて下落傾向となった。

イーサリアム(ETH)

1日の26,600円から31日は22,300円となり、16%減となった。

ニューヨーク市場の株価下落の影響がビットコインよりも大きかったことが影響している。ビットコインの下落幅は5%程度だったのに対し、イーサリアムは約11%下落している。

リップル(XRP)

1日の67円から31日は50円となり25%減となったリップルだが、過去2ヶ月間で見ると36%増となっている。これは、10月1日にリップル社が国際送金システム・xRapidの商用利用の開始を発表し、価格が高騰したことが影響している。

10月下旬には、好材料のニュースが相次いだ。スイスのLykkeやモンゴルのIDAX、チェコのChangellyなど3つの仮想通貨取引所への上場や、ナイジェリアの決済サービスを手掛けるフラッターウェイブ社やイギリスのmoneynetint社との提携が発表された。

ビットコインキャッシュ(BCH)

1日の60,600円から31日には47,700円となり、21%減となった。

ニューヨーク市場の株価下落の影響が大きく、1日で13%価格が下落した。テザー(USDT)からの退避先として、15日には買いが強まりいったん価格は上がったものの、その後は緩やかな下落を見せている。

テザー(USDT)

米ドルと1対1で固定されているテザーだが、15日に0.94ドルまで下落した。

テザー社と関係性が深い仮想通貨取引所Bitfinexが、法定通貨の入金を一時停止したことが「テザー発行の準備金を用意していない」疑惑を強めたことが要因。そのため、テザーを不安視し、売り注文が相次いだ。

TrueUSD(TUSD)

TrueUSDは、テザーと同じく米ドルと1対1でレートが固定されている通貨だが、15日に1.1ドルまで価格が上昇した。準備金不足の不安が強まったテザーの回避先となったとみられている。

TrueUSDは、複数の信託会社と銀行が準備金の保有を証明しており、テザーと比較して信頼度が高いことが特徴である。

0x(ZRX)

1ヶ月間で74円から87円となり、18%増となった。

アメリカの大手仮想通貨取引所Coinbaseへの上場が発表され、31%価格が上昇した。

11月の展望

仮想通貨市場全体が下落基調となっており、明るい兆しが見えていない。

しかし、あくまでも短絡的な話であり、これで仮想通貨が終わるとかそういう話ではない。

ひとまずは市場全体の信頼回復となるニュースを待ちたいところである。

そして11月のイベントとしては、11月15日に予定しているビットコインキャッシュのハードフォークに注目したい。

ビットコインのハードフォークから誕生したビットコインキャッシュだが、コミュニティ内の対立により通貨が分裂する見込みである。

仮想通貨取引所が新たに誕生するコインを取り扱うと表明した場合、ハードフォーク直前にかけてビットコインキャッシュの価格の高騰が予想される。

2018年10月の仮想通貨 まとめ

10月は世界同時株安の影響を受け、仮想通貨全体は弱気相場となった。

アルトコインの価格が大きく下落しており、ビットコイン一強の様子を呈している。

11月はビットコインキャッシュのハードフォークの前後で価格が動くことが予想されるため、ビットコインキャッシュに注目したい。

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