改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄) 上がる株 一覧

2019年4月1日に新元号が「令和(れいわ)」と発表されたことを受けて、株式市場では再び改元関連銘柄に注目が集まっており、新元号発表後に急騰した銘柄も見られる。

そこで今回は改めて改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)をおさらいしておこう。

改元(新元号)に注目

改元(新元号)とは

2019年4月30日に天皇陛下が生前退位され、翌5月1日に皇太子さまが即位する。「平成」が終わり新元号「令和」の時代となる改元がおこなわれる。

元号が切り替えられるきっかけとなったのは、2016年8月に天皇陛下がビデオメッセージで退位の意向を示したことだ。

それをきっかけに天皇の退位について有識者が議論を行い、2017年6月に「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立、天皇陛下が生前退位されることが決まった。

元号は、さまざまな印刷物や情報システムの日付データとして使われており、改元の際には印刷物の大規模な擦り直しやシステム改修作業が必要とされている。

4月1日に新元号が令和と発表されたことを受けて事務用品の製造やシステム改修が加速すると見込まれ、特需の取り込みが期待される銘柄は物色対象となりやすい。

新元号はどんなものに使われているのか?

元号が表記されているものと、その分野を以下の表にまとめた。

分野 表記されているもの
お金 硬貨、紙幣
印刷物 カレンダー、手帳、申込書、伝票などの伝票類
各種証明書 自治体から発行される証明書
情報システム 自治体の行政システム、会計・給与システムなどの業務システム
その他 ゴム印(日付入り)、切符や定期券

ご覧のとおり、私たちがよく利用するものに元号は使われている。

元号が変わると、硬貨に刻印されている元号や紙幣に印字されている元号は、当然ながら変更される。

硬貨や紙幣には、それが発行された年月日が刻印されるからだ。

また、カレンダーや手帳、各種伝票などの印刷物に元号を記載している企業は多いだろう。

元号が変更されることで、印刷物の刷り直しといった特需が起こる可能性は高い。

また、自治体から発行される証明書には、元号が記載されている。

証明書に記載されている元号を変更するには、自治体が導入しているシステムの改修が必須であるため、各自治体が準備を進めている。

また、企業や自治体が日付を押印するために使用しているゴム印に和暦を使っている場合は、ゴム印の買い替えが必須だ。

改元後にはゴム印の特需が起こるだろう。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)が動意づく

改元(新元号)による経済効果の期待値

改元によって、最も経済効果が見込まれるのは、印刷業界だ。

伝票やカレンダーなど印刷物の差し替えなどの特需が見込まれる。

スムーズに移行できるよう、あらかじめ日付を西暦に変更して印刷物を発注した企業もあるとのことだが、今後も和暦を利用したい企業は多いはずだ。

実際に、昭和から平成に改元された30年前には、印刷・紙パルプ・インクなどの印刷関係の銘柄が高値を付けている。

また、システムに和暦を使っている自治体や金融機関へシステムを納入している企業は、システム改修の対応に追われるだろう。

硬貨や紙幣への印字が変更されることで、それらを読み込む装置の仕様変更が必要となる可能性もある。

また、2019年5月~12月は「平成元年」のように「元年」と表記される珍しい年となる。

この「元年」を記念日にしようと、結婚するカップルが増える可能性が高い。

各式場では、「新元号記念ウエディングプラン」と銘打って、さまざまなアピールが繰り広げられている。

新元号に関する最新ニュース

新元号「令和」が4月1日に公表

2019年4月1日に新元号「令和」が発表された。

憲政史上初めて国書を出典とする元号であり、出典となった万葉集への注目も拡大している。

新元号の選考過程や他の候補案などは非公表とされる方針だったが、すでに「万保」「久化」などほかの候補が広く報じられるなどしており、結果的に改元への関心がさらに高まることとなっている。

5月1日の改元に向けて令和の考案に関する詳細な情報なども明らかになれば、さらに改元関連銘柄への注目度の高まりに期待できる。

2019年の手帳やカレンダーの表記はさまざま

2019年の手帳やカレンダーが店頭に並んでいるが、改元に伴い、その表記は様々なものとなっている。

2019年は、皇太子さまが即位される5月1日と「即位礼正殿の儀」が執り行われる10月22日は祝日となり、さらに祝日の間に挟まれた日は休日となるため、4月27日~5月6日は10連休となる。

大半のメーカーは、和暦の表記ではなく西暦のみを表記しており、2019年限りの祝日についても反映していない。

多くのメーカーが祝日の表記に対応していないのは、この祝日が定まったのが、すでにカレンダーや手帳が店頭に並んでいる2018年12月だったためである。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄) 一覧

チェック

コード 企業名 企業情報・業務内容 注目度
2335 キューブシステム システム開発を手掛ける。改元に伴うシステム更新需要に期待。 ★★★★
4307 野村総研 システム開発を実施。金融機関などでのシステム更新活発化が追い風に。 ★★★
4317 レイ 映像制作ビジネスを実施。企業名が新元号「令和」に含まれる音であることから物色対象に。 ★★★★★
4661 オリエンタルランド 東京ディズニーリゾートを運営。改元時の祝日に来園者が増えれば追い風。 ★★★
6418 日本金銭機械 貨幣処理機メーカー。改元後の貨幣更新の可能性に期待。 ★★★★
6548 旅工房 オンラインでの旅行販売を実施。改元に伴う祝日増が追い風。 ★★★★
7604 梅の花 高級和食店を展開。令和の出展に梅に関する記述があることから注目度アップ。 ★★★★
7838 共立印刷 印刷ビジネスを手がける。減配も株価下落で高配当は維持されており、改元特需に期待。 ★★★
7851 カワセコンピュータサプライ 印刷やデータ処理ビジネスを手がける。印刷需要増に期待。 ★★★★★
7913 図書印刷 印刷ビジネスを手がける。教科書更新需要に期待。 ★★★★
7914 共同印刷 印刷事業に取り組む。大幅な連続増配が改元特需の後押しを受けて続くかにも要注目。 ★★★
7946 光陽社 印刷・製版事業に取り組む。改元を機に印刷需要が一時的に伸びる可能性がある。 ★★★★
7987 ナカバヤシ 図書製本などに取り組む。製本需要の高まりに期待。 ★★★
9201 日本航空 空運大手。改元時にゴールデンウィークの休日が増加することで観光需要増に期待。 ★★★★
9202 ANAホールディングス 空運大手。改元に伴うゴールデンウィーク10連休の搭乗率向上に期待。 ★★★
9613 NTTデータ システム開発を手掛ける。NTT系で公的機関でのシステム更新需要も取り込みやすいか。 ★★★★
9708 帝国ホテル ホテル事業を展開。名門のため改元時には皇室関連銘柄としての資金流入もあり得る。 ★★★
9726 KNT-CTホールディングス 旅行販売を実施。改元に伴う休日での旅行客増や単価上昇を見込める。 ★★★★

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)は幅が広く、その銘柄数はかなり多い。

しっかりとチェックしておいていただきたい。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)<旅行部門>

<6548>旅工房

旅工房の株価

オンラインにて旅行販売を実施している。

改元に伴う臨時の祝日で、2019年のゴールデンウィークは10連休となる。

通常以上の大型連休を利用して旅行を楽しもうという層が増えれば、旅行販売の伸びに期待できる。

企業名に「旅」が含まれることから、改元関連銘柄における旅行関連への注目度が高まれば資金を取り込みやすい。

<9201>日本航空

日本航空の株価

空運大手。

経営再建に成功し、近年はインバウンド需要も取り込んでいる。

堅調な景気が続けばビジネス需要が維持される中、ゴールデンウィーク10連休で観光需要も大きく取り込めれば業績向上への期待が高まる。

相場波乱の中で人気の株主優待銘柄としての注目もあり得る。

<9726>KNT-CTホールディングス

KNT-CTホールディングス

旅行販売を実施している。

ゴールデンウィーク10連休に際しては、旅行の予約販売が好調である旨が報じられている。

旅行代理店の活況が報じられることでさらに旅行を検討する層が増える好循環となれば、特需を取り込んで業績向上につなげやすくなる。

指標面での割高感が乏しいこともあり、改元関連銘柄としてテーマ性が意識されれば株価の急騰余地は大きい。

<9603>エイチ・アイ・エス

エイチ・アイ・エスの株価

この改元で臨時の祝日が設けられることでGWに10連休が発生する点に着目し、ここで大型連休が長期化することで旅行需要が高まると見込まれ、改元関連銘柄として旅行ビジネスに取り組む企業は期待がもてる。

この需要を取り込んだまま、東京オリンピック開催まで景気を持続できれば、長期的に利益を出せる可能性も充分あるだろう。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)<印刷部門>

<7851>カワセコンピュータサプライ

カワセコンピュータサプライの株価

印刷事業のほか、情報処理ビジネスも手掛ける。

2019年1月8日にストップ高となるなど、株価の急騰実績がある。

改元関連銘柄としての注目度が高まれば、株価がさらに上値を追うこともあり得る。

改元に伴う印刷需要の高まりをどこまで取り込めるかに要注目だ。

<7913>図書印刷

図書印刷の株価

印刷事業に取り組む。

教科書販売も実施しており、改元に伴い教科書更新が活発化すれば恩恵を受けられる。

利益水準が不安定なため指標面では割高感があるものの、成長期待の資金を取り込めれば株価急騰もあり得る。

改元に伴う教科書更新がどの程度行われるかを注視したい。

<7946>光陽社

光陽社の株価

印刷ビジネスに取り組んでいる。

改元に際して出版物の更新などが活発化すれば恩恵を受けられる。

電子書籍の作成にも取り組んでおり、改元時に紙の書籍を電子化する流れが強まった場合も業績貢献が期待される。

無配銘柄であり、配当が開始されれば配当狙いの資金流入も見込める。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)<システム部門>

<2335>キューブシステム

キューブシステムの株価

システム開発大手。

改元に伴うシステム更新需要の取り込みに期待できる。

大手の知名度を活かして案件確保はもちろん、システムエンジニア等の人材確保も積極的に進められれば人材不足を乗り越えて業績を押し上げやすくなる。

指標面での割高感は乏しく、配当利回りも2%台後半と決して低くないことから、幅広い投資家からの資金流入のチャンスがある。

<9613>NTTデータ

NTTデータの株価

システム開発を手掛ける。

官需の取り込みにも強みを持ち、官公庁でのシステム更新が活発化すれば恩恵を受けられる。

改元特需を取り込み業績が改善し、連続増配が視野に入れば配当狙いの資金も取り込む可能性がある。

改元後も、消費増税時のキャッシュレス決済促進策によるシステム更新需要に期待できる。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄)<その他部門>

<6418>日本金銭機械

日本金銭機械の株価

貨幣処理機メーカー

カジノ関連銘柄としても高い注目度を誇る。

改元後に貨幣の更新が実施される可能性が高まれば、貨幣処理機の更新需要を取り込んで業績を伸ばしやすくなる。

テーマ性の高い銘柄でありながら、成長期待だけでなく足元の業績が後押しされる可能性にも期待できる。

<4317>レイ

レイの株価

映像制作ビジネスを手掛ける。

企業名が新元号「令和」に含まれる音であることから注目されている。

4月1日の新元号発表後に加え、4月2日、3日にも株価が大きく上昇した。

5月1日の改元前後などに再びテーマ性が意識されて株価が急騰することもあり得る。

<7604>梅の花

梅の花の株価

和食店を展開する。

令和の出展となった万葉集中の序文に梅に関する記述がみられることから連想買いが入った。

高級路線の和食店を運営しているため、堅調な景気のほか、インバウンド需要の取り込みなどを背景に業績が上向くことも考えられる。

令和時代に梅への関心が折に触れて高まりやすくなれば追い風だ。

改元関連銘柄(新元号関連銘柄・令和関連銘柄) まとめ

新元号が4月1日に「令和」と発表され、5月1日の改元も間近だ。

4月1日の新元号発表を受けて新たに改元関連銘柄の仲間入りをした銘柄も含め、5月1日前後に向けて物色が活発化することも考えられる。

改元で影響があるのは印刷関連だけではなく、旅行関連やシステム関連など様々な分野までシナジーがあることから、関連銘柄の把握だけはしっかりとしておきたいところだ。

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