【孔明Check!】2019年1月の株式市場振り返り

1月の株式市場は、昨年末の相場波乱の影響を残したままスタートした。

年末年始に為替レートが円高に振れたことも、日本株市場の重石となった。

しかし、米中貿易摩擦や米政府機関閉鎖への過度な懸念が後退したことで、株式市場は持ち直しを見せた。

相場の先行きが不透明な中で、内需関連銘柄や好業績銘柄などが物色されやすい月であったと言える。

2018年末の下落を引きずってスタート

1月の株式市場は、2018年末の下落を引きずる形で大発会から下落してスタートした。

米中貿易摩擦の影響が実体経済に現れ始めてきており、企業業績の下振れなどへの懸念が株価の上値を抑えた。

また、マザーズ市場で大幅下落が発生したことにより、個人投資家の追加投資意欲がそがれたこともマイナス材料となった。

アメリカではメキシコとの国境に壁を建設する予算をめぐってトランプ大統領と野党・民主党が対立し、政府機関が閉鎖に追い込まれたことも悪材料になったと言える。

ただ、月後半には為替レートの円高進行に歯止めがかかったことや、米中貿易摩擦や米政府機関閉鎖への懸念が和らいだこともあって、日経平均株価は年初からの下落を取り戻して1月相場を終えた。

過度なリスク回避姿勢は後退

相場波乱でスタートした1月相場だったが、過度なリスク回避姿勢は後退しつつある。

月末にはFRBによる利上げ停止を織り込む流れにもなり、株式市場は落ち着きを取り戻してきたと考えられる。

ただ、消費増税や米中貿易摩擦などの影響もあり、企業業績が大きく伸び続けることは考えにくい。

1月の株式市場でも、海外初のリスクに耐性のある内需関連銘柄が物色される場面があった。

また、3月末決算企業が第三四半期決算を相次いで発表しており、市場予想を上回ったり、通期予想に対する進捗率が高かったりする好業績銘柄に資金が流入した。

株式市場では今後も多様なリスク要因に配慮する動きが出ると見られるため、業績や株主還元余力、円高耐性などを見極めながらテーマ・銘柄を選別したいところだ。

1月の株式市場振り返り関連銘柄

統計

1月に注目された5銘柄

<4816>東映アニメーション

アニメ制作に取り組んでいる。
「ドラゴンボール」関連のゲームから得られる版権収入が好調であり、好業績に伴う株主還元の強化が評価されている。
今後もドラゴンボールがらみの売上が好調続きとなれば、さらなる業績改善や増配への期待も高まる。

<6027>弁護士ドットコム

法律相談サービスなどを提供している。
競合が限られることもあって売上高は右肩上がりだ。成長期待の資金を多く取り込んでおり、マザーズ市場の回復などに伴って個人投資家の投資余力が増せばさらに上値を追うことも考えられる。

<4384>ラクスル

オンラインで印刷物を注文できるサービスを提供している。
売上増に伴い黒字化を達成しており、さらなる成長で黒字定着を進められるかに要注目だ。
改元や統一地方選挙、参議院選挙などで印刷需要が高まればテーマ株としても期待できる。

<4592>サンバイオ

成長期待の高いバイオベンチャー。
1月前半にはマザーズ市場の回復をけん引した。
ただ、下旬には治験結果が思わしくなかったことから急落し、相場を冷え込ませる要因ともなった。
マザーズ市場に勢いが戻ってくれば、個人投資家からの資金が再度流入することもあり得る。

<7868>廣済堂

印刷ビジネスを手がける。
1月17日にMBOを実施する旨を発表したことで株価が急騰した。
株価がいったんストップ高水準まで達したのちにさらに上昇しており、今後もMBO価格の引き上げなどに期待した資金が流入する可能性がある。

2月に期待したい銘柄

<8267>イオン

小売り大手。
消費増税が近づく中で、政府が景気対策に万全を期す方針を示していることから個人消費が後押しされる可能性がある。
2月末権利確定の人気優待銘柄であり、相場の先行きが不透明な中でも個人投資家からの資金を集めやすい。

<2217>モロゾフ

洋菓子メーカーとして高い知名度を誇る。
2月にはバレンタインデーがありチョコレート関連製品の需要増に期待できる。
指標面での割高感がなく、配当利回りも2%程度はある内需関連銘柄のため、テーマ性のみならず安心感から買いが入ることもあり得る。

<3048>ビックカメラ

家電量販店大手。
2月末権利確定の優待銘柄だ。
インバウンド需要を取り込める銘柄であり、春節の時期に中国人による爆買いをどこまで取り込めるかにも要注目だ。
消費増税前の駆け込み需要の取り込みも着実に進めば業績アップへの期待が高まる。

<3194>キリン堂ホールディングス

ドラッグストアを展開している。
近年は食料品等を併売するドラッグストアの人気が高まっており、スーパーなどからも顧客を奪って業績を伸ばしていると考えられる。
日本製化粧品などを購入したい訪日外国人の需要も追い風だ。

<3231>野村不動産ホールディングス

不動産大手。
1月末に米FRBが利上げ方針を見直したことから、低金利時代の継続可能性が高まった。
金利負担が軽減される直接効果に加え、住宅ローン金利の抑制で不動産販売が後押しされれば業績向上、連続増配継続への期待が増す。

シナジーのある別テーマ

内需関連銘柄バレンタイン関連銘柄

まとめ

1月の株式市場では、前年末の相場波乱を引き継いでスタートしたことで安心感のある内需関連銘柄や好業績銘柄が評価された。

月後半には株式市場が落ち着きを取り戻してきたものの、依然として先行きは不透明だ。

2月相場に向けては好業績銘柄のほか、2月末権利確定の人気優待銘柄や、バレンタイン関連銘柄などのテーマ株に注目してみてもよいだろう。

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