米利上げ停止関連銘柄 上がる株一覧

1月30日にFRBは利上げを早期に打ち止めとすることを示唆したことから、改めて米利上げ停止関連銘柄についてふれておきたい。

米利上げ停止関連銘柄に注目

米利上げ停止とは

米FRBは景気回復を背景に利上げを進めてきた。

トランプ大統領による利上げ剣性があった際も当初は利上げを継続する姿勢を示していたが、年末年始に株価が大きく調整したことも踏まえて方針を転換することとなった。

1月30日にFRBは利上げを早期に打ち止めとすることを示唆し、金利が比較的低い状態が続く見通しとなった。

リーマン・ショック後に景気刺激を目指す中で膨張したFRBのバランスシート縮小も、従来予想より小規模にとどまりそうだ。

米利上げ停止関連銘柄が株価を上げる仕組み

米利上げが停止となれば、利上げを見越してドルを買う動きが弱まる可能性がある。

利上げがストップすれば低金利状態が続くことで景気が刺激されやすくなり、株価にとって追い風となりやすい。

もっとも、米金利が抑えられればドル安要因となり、相対的に円が買われて円高が進行するリスクがある。

ただ、FRBが利上げ打ち止めの可能性を示唆したのちも過度に急激な円高は進んでおらず、利上げ停止が日本株市場にとって大きな重石とはなっていない。

日本では日銀がマイナス金利政策を続けており、バランスシートの肥大化が課題となっている。

米欧の中銀が利上げを継続的に進めれば日銀が批判対象となりやすかったが、米FRBが景気に配慮して利上げ方針を転換すれば、日本の低金利も長期化させやすいのではないか。

過去に低金利を追い風として動意づいた銘柄

マイナス金利政策が<9984>ソフトバンクグループの上昇を後押しか

日本では2016年1月末にマイナス金利政策の導入を発表した。

マイナス金利政策導入の背景には景気への不安があったため、政策導入前後には株価が下落した銘柄も少なくない。

いっぽう、ソフトバンクグループの株価は2016年2月に4,133円の安値を付けたのち、2017年10月には1万円超と2倍以上にまで上昇した。

2019年2月初旬時点でも株価は8,000円台で、2016年2月の安値を大きく上回って推移している。

事業投資に積極的なソフトバンクグループは、通信子会社の上場で財務改善を進めたものの、有利子負債は依然として多い状態だ。

米利上げ停止によって資金コストを抑制できれば、財務への懸念が和らぐことで今後も資金を取り込みやすくなる。

米利上げ停止関連銘柄 一覧

チェック

コード 企業名 企業情報・業務内容 注目度
3289 東急不動産ホールディングス 不動産大手。好業績を背景に連続増配中で、低金利が長期化すればさらに追い風。 ★★★★
8801 三井不動産 不動産大手。低金利で資金調達が容易となれば開発を加速しやすい。 ★★★★
8591 オリックス リース事業をはじめ多様な事業を展開する。低金利継続で利息負担が軽減されれば投資拡大を進めやすい。 ★★★★★
8830 住友不動産 不動産大手。不動産需要の伸びが落ち込んだ場合も低金利であれば利益を確保しやすくなる。 ★★★★
8804 東京建物 不動産ビジネスを展開。低金利で景気回復が長期化すれば賃貸事業の収益拡大にも期待。 ★★★
8697 日本取引所グループ 証券取引所を運営。利上げ停止となり株価が後押しされれば取引活発化のチャンス。 ★★★
9503 関西電力 電力大手。ガス自由化を利用して顧客拡大を進める。 ★★★★
9531 東京ガス ガス大手。先行投資が多いインフラ事業は低金利で金利負担減となれば追い風。 ★★★
9984 ソフトバンクグループ 事業投資に積極的。金利が抑制できれば財務への懸念が和らぐ。 ★★★
4502 武田薬品工業 製薬メーカー大手。巨額買収で財務悪化も、低金利が長期化すれば負担は限定的。 ★★★

主な米利上げ停止関連銘柄はこの通りとなっている。

出遅れとして出てきた銘柄があれば、随時更新していくのでこまめにチェック頂きたい。

株師孔明注目の米利上げ停止関連銘柄

統計

これから注目のテーマ株となりうる米利上げ停止関連銘柄。

その中でもとくに注目しておきたい企業を紹介していこう。

<8591>オリックス

オリックスの株価

リース事業など多様な事業を展開する。

事業投資にも積極的であり、FRBが利上げを停止すれば低金利が長期化し、資金調達が容易になるメリットがある。

機関投資家の保有比率が高く、リーマン・ショック時には株価が大きく下落したことも踏まえ、近年は株主還元の強化で個人株主づくりに前向きだ。

高配当銘柄でありながら、多様な商品から選択できる株主優待も実施しており、個人株主が景気悪化時にも株価を下支えする可能性がある。

低金利の長期化が業績押し上げ要因となり、増配など中長期投資に取り組む株主にも恩恵が向かう見通しが高まれば資金流入に期待しやすい。

<9503>関西電力

関西電力の株価

電力大手。

電力自由化後に大阪ガス等に顧客を奪われたものの、ガス自由化後は顧客の奪い返しを進めている。

大手法人との契約を取り戻した事例もあり、業績拡大に期待したい。

典型的な内需関連銘柄であり、燃料輸入が多いため利上げ停止の影響で円高が進んだ場合も追い風となる。

原発再稼働も進んだことで採算は確保しやすくなっており、増配による株主還元の強化も進めていることから幅広い投資家から資金を集めやすいと考えられる。

米利上げ停止関連銘柄 まとめ

米利上げ停止関連銘柄は、株価を重視するトランプ大統領への配慮もあってか、FRBが利上げを打ち止めとする可能性を示したことから注目を集めている。

米中貿易摩擦等に揺れる株式市場にとって、金融引き締め姿勢の後退は好材料となり得る。

日米金利差の拡大見通しが弱まることで円高が進むことを避けられれば、日本株市場でも低金利が追い風となる銘柄を中心に値動きに期待しやすくなるだろう。

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