定年引き上げ関連銘柄 上がる株一覧

日本では、少子高齢化が進む中で社会保障費の増大が課題となっているから、今回は「定年引き上げ」に目を向けたい。

定年引き上げ関連銘柄に注目

定年引き上げとは

社会保障費の増大に対し、社会保障費を抑制する1つの方法は、意欲ある高齢者に社会保障制度の差さえ手となってもらうことだ。

現在は高齢者が就業を希望したとしても、定年の存在により60歳~65歳程度でいったん雇用が打ち切られるケースが少なくない。

定年を70歳などへとさらに引き上げていけば、高齢者の就業意欲を満たしつつ、社会保障制度の持続性を高めることが可能だ。

現在は一定以上の収入を得ると年金が減額されるなどの制度があるが、年金の減額幅を抑えるなどの制度改革を進めれば、定年引き上げをより進めやすくなると考えられる。

定年引き上げ関連銘柄が株価を上げる仕組み

定年引上げが進めば、高齢者の就業率が高まると考えられる。

人材不足が深刻な中で高齢者が働きやすい環境が整備されれば、人材確保に苦しむ銘柄が恩恵を受けられる。

具体的には、警備サービスを手掛ける銘柄などが高齢者の活用を進めやすいのではないか。

また、高齢者が社会で活躍する年数が伸びれば、かつらなどの販売が伸びることもあり得る。

働く人材が増えることが追い風となる人材派遣関連銘柄や、多様な働き方につながるクラウドソーシング関連銘柄などにも要注目だ。

さらに、高齢者の収入が増えれば百貨店やリゾートの増収要因ともなろう。

年金制度改革などが定年引き上げを後押しする流れが強まれば、定年引上げ関連銘柄への資金流入に期待できる。

過去に定年引き上げ関連銘柄として動意づいた銘柄

<6198>キャリアの株価が年初から反発

シニア人材の派遣等を手掛けるキャリアは、2016年のIPO以降に急騰していた株価が2018円1月をピークに急落していた。

しかし、2019年初につけた安値555円から、1月18日には818円へと一時50%近く株価が反発した。

定年引き上げの検討が進むことでシニア人材派遣サービスの拡大期待が高まれば、さらなる資金流入もあり得る。

2018年1月には4,065円の高値を付けた実績があることから株価の上昇余地は大きく、政策を追い風にどこまで反発が進むかに要注目だ。

定年引き上げ関連銘柄 一覧

チェック

コード 企業名 企業情報・業務内容 注目度
2168 パソナグループ 人材派遣大手。高齢者活用で派遣人材を確保しやすくなれば追い風。 ★★★★
2331 綜合警備保障 警備サービス大手。東京五輪・大阪万博などの需要急増期に高齢者を活用したい。 ★★★★
2471 エスプール 人材派遣ビジネスを手がける。高齢者の就労環境整備に期待。 ★★★★
3900 クラウドワークス クラウドソーシング大手。高齢者が多様な働き方を目指す中で利用者を伸ばすチャンス。 ★★★
4355 ロングライフホールディング 高級介護施設を展開。老後資金に余裕のある高齢者増となれば追い風。 ★★★
4681 リゾートトラスト リゾートホテルを展開。高齢者の収入増で利用が伸びる可能性。 ★★★
6198 キャリア シニア人材派遣等に取り組む。シニア人材の就労意欲刺激に期待。 ★★★★★
7823 アートネイチャー かつらビジネスに取り組む。高齢者の活躍期間が伸びれば需要増の可能性。 ★★★★
8237 松屋 老舗百貨店。高齢者の購買力アップに期待。 ★★★
9735 セコム 警備サービス大手。高齢者の就業率アップが人材不足を緩和することに期待。 ★★★★

主な定年引き上げ関連銘柄はこの通りとなっている。

出遅れとして出てきた銘柄があれば、随時更新していくのでこまめにチェック頂きたい。

株師孔明注目の定年引き上げ関連銘柄

統計

これから注目のテーマ株となりうる定年引き上げ関連銘柄。

その中でもとくに注目しておきたい企業を紹介していこう。

<6198>キャリア

キャリアの株価

シニア人材の派遣などを手掛けている。

東証マザーズ上場であり、定年引き上げを追い風に成長力を高めることが期待されている。

シニア人材の中には年金減額を嫌って就労意欲を失っている層が見られることから、年金制度の改正が定年引き上げとあわせてどこまで進むかに要注目だ。

利益水準はやや安定感を欠いており、右肩上がりの売上高に合わせて利益水準も堅調に伸びていくかも注視したい。

極端な割高感がなく、配当も実施されていることからテーマ性が強く意識されたり、業績成長への期待感が高まったりすれば一気に株価が急騰することもあり得る。

<9735>セコム

セコムの株価

警備サービス大手。

警備需要は2020年東京五輪や2025年大阪万博時に急増すると考えられる。

いっぽう、日本では堅調な景気を背景に人材不足が深刻で、警備員のなり手も不足している。

定年引き上げに伴う制度改正で高齢者の就労が後押しされれば、高齢者が人材不足解消の切り札となる可能性がある。

業績が堅調な連続増配銘柄であり、内需関連でもあることから比較的安心して投資しやすい。

東京五輪関連・大阪万博関連に加えて、定年引き上げ関連銘柄としても注目されれば、テーマ株投資の資金も幅広く取り込みやすくなる。

定年引き上げ関連銘柄 まとめ

定年引上げ関連銘柄は、定年の70歳への引き上げなどが検討されていることから注目を集めている。

定年引き上げは人材不足、社会保障費の増大という日本が抱える大きな課題を克服する上で有用と考えられ、着実に検討が進むとみられる。

定年引上げ関連銘柄は、経済成長を下押ししがちな少子高齢化や人口減少の悪影響を克服しながら上昇するチャンスがあると言えよう。

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