【孔明Check!】2019年3月の株式市場振り返り

3月の株式市場は、イギリスがEUから「合意なき離脱」を行うリスクなどが懸念され、株価が調整する場面も見られた。

しかし、過度な円高が進むなどのリスクオフムードが強まっていないこともあり、相場は上下変動を繰り返す形となった。

4月相場では、新年度入りを機に機関投資家などからの新規資金流入が期待される。

統一地方選挙が実施されることから選挙関連銘柄に要注目だ。

統一地方選挙で大波乱が起きない限り、夏の参議院選挙を経てアベノミクスが継続され、9月の消費増税も予定通り実施される見通しが高まる。

また、4月1日に新元号が「令和」となることが発表され、新元号関連銘柄への物色も想定される。

主な出来事

ブレグジット懸念は今後も継続

イギリスのEU離脱を巡っては、「合意なき離脱」が懸念されている。

EUとイギリスとの間の溝は深く、今後もイギリス国内で離脱に向けた意見がまとまらなければ、合意なき離脱が現実となり株式市場にも大きな影響を与えかねない。

3月の株式市場ではブレグジットへの過度な懸念はいったん後退したが、4月以降の相場にもブレグジット問題は影を落としそうだ。

折しも中国景気の減速が明確になるなど世界的に景気後退局面が近づいており、相場ではリスクオフムードが高まりやすい。

輸出銘柄が多い日本株市場においても、米中貿易摩擦などに加えてブレグジット問題が景気を冷え込ませることとなれば、一気に資金が逃避することもあり得る。

市場全体が下落ムードになった際にも、中長期的な安定性に期待できる割安高配当銘柄や、短期的な物色対象となりやすいテーマ株などを選別しておくと良いだろう。

新元号発表、幼児教育無償化などに注目

4月1日に新元号が「令和」となることが発表された。

新元号の発表を受けて改元に向けた流れが意識されやすくなり、改元関連銘柄や新元号関連銘柄への資金流入が期待される。

改元前後のゴールデンウィーク10連休の恩恵を受けられる銘柄にも資金流入が見込める。

また、新年度入りを機に、2019年度におけるイベントを意識した物色も進みやすくなる。

具体的には、統一地方選挙や参議院選挙関連銘柄、消費増税関連銘柄などに要注目だ。

消費増税で確保される財源の一部を活用して実施される幼児教育無償化関連銘柄の値動きもチェックしておきたい。

さらに、景気後退局面が着実に近づいており、2019年中に相場への下落圧力が強まることも想定して相場波乱への耐性が高い銘柄を選別しておくと安心だ。

3月の株式市場振り返り関連銘柄

3月に上昇率が高かった銘柄5選

<3826>システムインテグレータ

ソフトウェア開発に取り組む。

改元を機にシステム更新需要が高まれば追い風が吹く。

3月前半は株価が下落傾向だったが、下旬に株価が急騰した。

今後も増収増益をどこまで継続できるかに要注目だ。

<3994>マネーフォワード

家計簿アプリなどを提供する。

先行投資がかさみ赤字続きだが売上高は伸びており成長性に期待されている。

相場波乱発生時には利益確定の売りが集中するリスクこそあるものの、不況で家計管理の意識を高める層が増えれば追い風にもなり得る。

<4816>東映アニメーション

「ドラゴンボール」系のヒットなどで業績が好調だ。

版権収入を着実に得られることから安心感がある。

今後もヒット作が登場すれば一気に業績が上振れすることも考えられ、アニメの人気度などに注目しておきたい。

<4596>窪田製薬ホールディングス

創薬ベンチャー。

赤字続きだが遺伝子治療薬開発に取り組むなど成長期待の高い銘柄だ。

ブレグジット懸念の後退などで個人投資家がリスクを取りやすい環境が整えば、さらに株価が上値を追うこともあり得る。

今後は開発中の治療薬が治験で好結果を出すなどのニュースにも期待したい。

<8111>ゴールドウィン

「ザ・ノースフェイス」ブランドの好調が業績を支える。

堅調な業績を背景に増配余地も大きく、株主還元の強化策などを発表すればさらなる上昇を見込める。

2019年ラグビーW杯や2020年東京五輪に向けてスポーツ熱が高まれば需要増のチャンスとなる。

4月に期待したい銘柄

<2152>幼児活動研究会

幼児向けに体育指導サービスを提供している。

幼児教育無償化に伴い、幼稚園や保育園の数が増加すれば、顧客増のチャンスとなる。

幼児教育無償化方針が示された際にテーマ性が意識された株価が急騰したことがあり、新年度入りを機に再びテーマ性を意識した資金流入に期待したい。

黒字が定着しており、過度な割高感がない点も安心材料だ。

<7851>カワセコンピュータサプライ

印刷ビジネスを手掛ける。

改元を機に印刷物を更新する動きが多く発生すれば、需要急増に期待できる。

また、統一地方選挙や参議院選挙に合わせて広報誌などの印刷需要が拡大しやすく、印刷業界全体が潤う中で2020年3月期に黒字転換を果たすなどの業績改善につなげたいところだ。

改元関連銘柄の1つとしても注目されており、新元号発表直後だけでなく、5月1日の改元日の接近に伴い短期の資金を取り込むチャンスも広がる。

<9726> KNT-CTホールディングス

旅行商品の販売を実施している。

2019年にはゴールデンウィーク10連休が発生することから、旅行需要が旺盛だ。

インバウンド需要の増大で国内の観光地の整備も進んでおり、日本人による国内外への旅行も活発化することが期待される。

大型連休の拡大は改元の影響もあるため、改元関連銘柄としての注目もあり得る。

<9353>櫻島埠頭

倉庫ビジネスを手掛ける。

桜の季節を迎えることから、社名に「櫻」を関する同社株が注目される可能性がある。

また、統一地方選挙時に実施される大阪ダブル選挙で都構想を掲げる維新勢力が勝利すれば、万博に向けて大阪の活性化が進むことが期待される。

櫻島埠頭は大阪万博開催地の夢洲エリアでビジネスを展開しており、万博関連銘柄としての資金流入も見込める。

<8103>明和産業

炭素製品などの商社ビジネスに取り組む。

4月1日に発表された新元号「令和」と「明和」の音が似ていることから、新元号関連銘柄として注目される可能性がある。

中国の景気変調が限定的となれば、中国ビジネス拡大への期待感から上昇することもあり得る。

シナジーのある別テーマ

新元号(令和)関連銘柄、幼児教育無償化関連銘柄

まとめ

3月の株式市場は、ブレグジット懸念などの重石もありながら大崩れせずに終了した。

4月相場では新元号(令和)関連銘柄などへの物色に期待しつつ、引き続き相場波乱リスクに備えておきたいところだ。

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