【孔明Check!】先週の仮想通貨ニュース振り返り(2019年4月22日~4月28日)

2019年4月22日~4月28日における仮想通貨の主要ニュースと通貨の値動きを振り返ろう。

2019年4月22日~4月28日の仮想通貨ニュース

Amazon.comでビットコイン決済が可能に

4月22日、Amazon.comの支払いをサポートしているスタートアップ企業MOONが、仮想通貨決済を行えるようになったと発表した。

これは、仮想通貨決済会社MOONが提供するGoogle Chromeのブラウザ拡張機能を通じて行うもの。

具体的には、MOONのブラウザ拡張機能から米仮想通貨取引所Coinbaseのアカウントに接続し、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イーサリアムで購入を行う。

顧客は仮想通貨で支払いを行うが、Amazon.comやAmazon加盟店には、MOONを通じて法定通貨が送金される。

留意したいのは、Amazon.com自体は仮想通貨決済を受け入れていない点だ。仮想通貨決済はMOONが行っており、Amazonは単に送金先となっていることに注意したい。

ナスダック市場にビットコインのデモトレードが登場

4月23日、世界的な取引所である米ナスダック市場において、仮想通貨のデモトレードが確認されたことがわかった。

これは、アメリカの計量アナリスト@cryptopolos_x氏がTwitter上で報告したもの。取引ソフト「TDAmeritrade」を通じてのみ確認できるようだ。

取引ペアは、「BTC/USD」と「LTC/USD」の2つ。取引ソフト「TDAmeritrade」のユーザーであるライトコイン財団のチャーリー・リー氏も、ソフトにビットコインとライトコインの通貨ペアが登場していることを報告している。

ナスダックで正式に仮想通貨を取引できるようになれば、世界の金融市場に与えるインパクトは大きいだろう。

テザー社、裏付け資産の不正利用が判明

4月25日、仮想通貨取引所Bitfinexの運営企業iFinex社と米ドルのステーブルコイン「テザー(USDT)」を発行するTether社が、裁判所命令を受けたことがわかった。

ニューヨーク州の司法長官であるLetitia James氏が公式発表した。

公式発表によると、Tetherの準備金から少なくとも7億ドルがBitfinexに流用されているとのこと。この資金は、Bitfinexが公開していない損失や顧客資産を毀損していることを隠蔽するために使用されたとしている。

Bitfinexは、顧客資金と企業資金を分別管理していないほか、8億5000万ドルの損失があるとした。

BitfinexとTether社のCEOは同一人物である。

ニューヨーク州司法当局は、調査期間中、iFinex社に対しテザーの準備金を移転することや、一時的なファイルを含む証拠を削除することを禁止した。

個別通貨の動き

主要通貨の値動きを見てみよう。

4月22日始値 4月28日終値 増減率
ビットコイン ¥594,680 ¥589,822 99%
イーサリアム ¥19,032 ¥17,555 92%
リップル ¥36.1 ¥33.2 92%
ビットコインキャッシュ ¥32,501 ¥28,510 88%

ビットコインは▲1%の下落、その他の主要コインは▲8~12%の下落となっている。

テザー社が裁判所命令を受けたニュースの影響で、仮想通貨市場は全面安だ。

また、ニュースとなった次の3つ通貨の値動きを見てみよう。

4月22日始値 4月28日終値 増減率
COMSA[ETH](CMS) ¥10.7 ¥9.9 93%
テザー(USDT) 1.01ドル 0.99ドル 98%
USD Coin(USDC) 1.0ドル 1.02ドル 102%

※テザーとUSD Coinは、為替の影響がないのほうがわかりやすため米ドル表記とした

ビットコイン(BTC)

ビットコインは、4月24日に626,000円をマーク。その後数時間で約3%下落した。

約5ヶ月ぶりとなる高値をマークしたのは、米ナスダック市場に仮想通貨のデモトレードが掲載されたニュースの影響だろう。

4月26日には、テザー社の裁判命令のニュースを受けてわずか1時間で6%下落した。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは、ビットコインと同じような値動きだった。テザー社のニュースを受けたときの下落率は、約8%とビットコインよりも大きく影響が出ている。

リップル(XRP)

リップルの値動きは限定的だった。

ビットコインのように価格が急上昇する場面は見られず、テザー社のニュースによる下落率は4%程度だった。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュは、ビットコインと同じような値動きとなっている。テザー社のニュースを受けたときの下落率は8%だった。

COMSA[ETH](CMS)

COMSAは、Zaifを運営していたテックビューロ社が、2017年夏にICOプラットフォームをつくるための資金調達で発行されたトークンだ。

テックビューロホールディングスは、ソフトウェア「COMSA HUB」のベータ版を23日に公開。COMSA HUBはテックビューロ開発のプライベートチェーンと内部勘定の残高をコントロールするためのもので、ICOプラットフォームではない。

このニュースを受けて、COMSAは20%価格が高騰した。

テザー(USDT)

テザーは、準備金がBitfinex社に流用されたというニュースを受けて急落している。ニュース以前は1.01ドル程度で推移していたが、0.99ドル付近に下がっている。

USD Coin(USDC)

USD Coinは米ドルのペッグ通貨だが、発行者は米ドルの保有高を報告することを義務付けられており、透明性が高いことが特徴。発行者は、Poloniexを運営するCIRCLE社と仮想通貨取引所coinbase。

テザーの信用が落ちている影響で、USDCが購入されたようだ。

今週の展望

今週、日本は大型連休に突入した。

多くの人が休みなことと、株式市場が休場となっていることが影響し、仮想通貨のトレードを楽しむ人が増えるだろう。

流動性が上がることで、価格を押し上げる効果が期待される。

まとめ

ナスダック市場に仮想通貨が上場する可能性が見えてきたことは、良いニュースといえるだろう。

反面、長らく疑惑の目を向けられていたテザー社に裁判所命令が下るなど、仮想通貨市場が全面安となる大きなニュースもあった。ただ、仮想通貨市場が健全化していくには、この流れは必要なことだったはず。

今後のテザー社の動向に注目したい。

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