【孔明Check!】2019年6月の株式市場振り返り

6月の株式市場では、米中貿易摩擦やFRB利下げの可能性を巡って相場が上下する場面が見られた。

もっとも、3月末決算企業の決算発表もおおむねスムーズに通過し、比較的平穏な相場だったと言える。

月末のG20でも大きな動きは見られず、今後も相場の先行きに対する見方は分かれそうだ。

鉄道株などのディフェンシブ銘柄のほか、個別に決算が評価された銘柄などに資金が集まる傾向が見られた。

7月の株式市場では、参議院選挙が大きなイベントとなる。

与党の優勢が予想されているものの、消費増税の実施や経済対策に関する動きが出れば相場の変動要因となる。

選挙関連銘柄や消費増税還元銘柄などの動向に注目したい。

主な出来事

大阪でG20サミット開催

6月には月末に大阪でG20サミットが開催された。

学校が休校となったり、高速道路が閉鎖されたりといった影響が多くの人々や企業に及んだものの、大きなトラブルなく終了した。

G20では米中貿易摩擦の緩和が期待されていたものの、保護主義的な流れを解消するには至らなかった。

しかし、アメリカやロシア、中国の衝突が極端に激化したわけでもないため、相場を大きく混乱させる要因にはならないとみられる。

日本株については業績の安定性に期待しやすいディフェンシブ銘柄が選考された。

好業績や株主還元の強化などの好材料が出た3月末決算企業にも資金流入が見られた。

今後も全体相場の動向が読みづらい中で、安心感のある個別銘柄を選別する流れが続くと考えられる。

7月は参議院選挙が一大イベント

7月21日には参議院選挙の投開票が予定されている。

衆参ダブル選挙が実現しなかったことや、野党が乱立していることを考えると、政治情勢が一変することは考えづらい。

ただ、選挙後には消費増税や経済対策などが控えており内容を注視したい。

国内外で景気減速が懸念される中、生活防衛関連銘柄などに資金が集まることも考えられる。

また、今年は一部地域で梅雨入りが記録的な遅さとなったものの、夏本番が着実に近づいてきている。

ゲリラ豪雨などの災害が株式市場を冷え込ませることとなれば、災害対策関連銘柄などに資金が集中しやすくなる。

レジャー事業などを手掛けるサマーストック関連銘柄などテーマ性の高まりが見込める銘柄を先回り買いしてみても良いだろう。

6月の株式市場振り返り関連銘柄

6月に上昇率が高かった銘柄5選

<5938>LIXILグループ

大手住設機器メーカー。

経営の混乱が嫌気されて株価が低迷していたが、瀬戸欣也氏がCEOに復帰する見通しとなり経営安定への期待感から買いが入った。

実際に利益率の改善などの施策が進めば、さらに株価が上値を追うことも考えられる。

<2925>ピックルスコーポレーション

漬物メーカー。

内需関連で業績に信頼性が持てるほか、増配余地の大きさにも注目が集まった。

下旬に日経新聞で株価の好調が伝えられたことでさらに買いを集める展開となった。

指標面での割高感は乏しく、成長期待の資金を取り込めば株価の大幅上昇もあり得る。

<2763>エフティグループ

通信機器販売等を手掛ける。

高配当の連続増配株であり、配当利回りの高さに期待した資金などを取り込んだ。

昨年は4月から8月にかけて株価が2倍超に上昇したことを踏まえると、7月以降も株価の上昇傾向が続く可能性がある。

<6544>ジャパンエレベーターサービスホールディングス

エレベータ保守サービスなどを実施。

安定需要を確保しやすく相場波乱への耐性の高さに期待できる。

上場に伴う知名度アップを活かして業績を伸ばせれば成長期待も高まる。

株式市場に明確な方向感が見られない展開が続けば今後も消去法的な買いを集めやすいと言えよう。

<3914>JIG-SAW

サーバ運用などを実施。

IoT関連銘柄の筆頭格として成長期待の高い銘柄だ。

全体相場の大幅上昇が見込みづらい中で、個別に株価上昇を狙いやすい銘柄として資金が集まった。

すでに黒字化を達成していることから一定の安心感もあり、今後も個人投資家などからの資金を集めやすいとみられる。

7月に期待したい銘柄

<7521>ムサシ

投票用紙の分類機などを製造。

7月21日の参議院選挙に向けてテーマ性が意識されれば追い風となる。

貨幣計数機の製造も行っており、大阪で開催されたG20を機に夢洲エリアへのIR施設整備などが前進しやすくなれば好材料だ。

<6040>日本スキー場開発

スキー場運営に取り組む。

近年はグリーンシーズンの収益拡大が進んでおり、サマーストック関連銘柄として評価される可能性を秘める。

スキー場は高冷地への立地が多く、猛暑となれば避暑地として人気を集めることが考えられる。

<5287>イトーヨーギョー

マンホールなどを製造。

梅雨~夏本番にかけては近年、集中豪雨が発生するケースが多く、水害対策に関心が向かう可能性がある。

相場全体にはネガティブに作用する災害を追い風にできる銘柄として、台風接近時などには資金の退避先として検討しても良いだろう。

<2590>ダイドーグループホールディングス

コーヒー飲料が主力の飲料メーカー。

業績はやや苦戦傾向だがミネラルウォーターなどコーヒー以外の製品比率を高めつつ反転を狙いたい。

自社製品3,000円相当の株主優待の権利確定日が7月20日であり、優待権利取りの買いを集めることに期待したい。

<2152>幼児活動研究会

幼稚園向けの体育指導などを手掛ける。

参議院選挙で消費増税実施が確実となれば、増税分の財源を活用した幼児教育無償化にも注目が集まりやすくなる。

幼児教育無償化方針が示された際には関連銘柄の筆頭格としてテーマ性が意識されたことがあり、参議院選挙前後で株価が急騰することもあり得る。

シナジーのある別テーマ

参議院選挙関連銘柄、サマーストック関連銘柄

まとめ

6月の株式市場では、G20を控えて様子見姿勢をとる投資家が多かったこともあり、大きな変動は見られなかった。

決算などの材料に対して個別に反応が生じる傾向が強い状況は今後も続くと見込まれる

7月の株式市場では、参議院選挙に関連して政策などの方針が示される可能性に要注目だ。

引き続き全体相場の急変リスクを意識しつつも、テーマ性が意識されやすい銘柄で利益を狙いたいところだ。

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