【孔明Check!】先週の仮想通貨ニュース振り返り(2019年9月9日~9月15日)

2019年9月9日~9月15日における仮想通貨の主要ニュースと通貨の値動きを振り返ろう。

2019年9月9日~9月15日の仮想通貨ニュース

レバレッジ取引運営に懸念、2020年施工予定の改正金商法により

2020年上半期に施工される予定の改正金商法によって、仮想通貨取引所がレバレッジ取引を提供できなくなる可能性があることがわかった。これに伴い、JVCEAは仮想通貨取引所がこれまでどおりレバレッジ取引を提供できるよう、「デリバティブ規制に関する提言書」をまとめた。

暗号資産の証拠金取引は、現在まで金融証券取引法の規制対象となっていない。しかし改正金商法では、「暗号資産を原資とするデリバティブ取引」に金商法上の規制が適用される。

改正金商法によってレバレッジ取引を提供する国内の仮想通貨取引所は「第一種金融商品取引業」のライセンスを必要とするようになる。またこれまで仮想通貨取引所で行われていた「板取引」が市場開設行為に当たると解釈されれば、「取引所」としてもライセンス取得が必要となる。

しかし「取引所」のライセンス取得は非常にハードルが高いため、仮想通貨取引所がライセンスを取得するのは難しいと考えられる。そのためJVECAは、「板取引は市場開設行為に当たらないと解釈されるべき」とした見解をまとめている。

マスターカードとR3、ブロックチェーンを活用した国際送金システムを開発へ

9月11日、マスターカードとブロックチェーン技術開発企業R3は、高速送金できる国際送金ソリューションを開発することを発表した。

R3社が主体となって開発しているブロックチェーンCordaへマスターカードがアクセスできるようになることで、国際送金システムの開発を前進させることができるとしている。Cordaは300以上の金融サービス企業、銀行などが参加しているブロックチェーンプラットフォームである。

仏経済財務大臣、仮想通貨間取引は非課税と言及

9月12日、フランスのル・メール財務相は、「暗号通貨が法定通貨に変換されたときは課税するが、暗号通貨から暗号通貨への取引は免税される」と述べた。

合わせて、「利益が従来の法定通貨に変換されたタイミングが課税する適切な瞬間だ」とした。

日本の仮想通貨税制は、法定通貨に変換されたときに加え、暗号通貨から暗号通貨へ交換する際も課税される仕組みだ。取引した暗号通貨を時価で計算する必要があるため、利益を算出する手間が負担となっており、仮想通貨投資の大きな足かせとなっているのが実情だ。

このニュースを受け、日本もフランスを見習ってほしいという声がTwitter上に上がっている。

個別通貨の動き

主要通貨の値動きを見てみよう。

9月9日始値 9月15日終値 増減率
ビットコイン ¥1,120,036 ¥1,114,138 99%
イーサリアム ¥19,451 ¥20,435 105%
リップル ¥28.2 ¥28.2 100%
ビットコインキャッシュ ¥33,013 ¥32,756 99%

前週に1ヶ月ぶりの価格上昇に転じたビットコインは、1%の下落で終わっている。主要アルトコインについてもマイナス1%~0%のほぼ横ばいとなった。イーサリアムのみ+5%上昇している。

主要通貨以外で、価格が上昇したものについて次の3つの通貨をピックアップした。

9月9日始値 9月15日終値 増減率
ダッシュ (DASH) ¥9,417 ¥9,603 102%
モナコイン (MONA) ¥120 ¥143 119%
イオス (EOS) ¥406 ¥438 108%

ビットコイン(BTC)

9月11日、ビットコインは週初めの価格に対して4%安となる107万円台にいったん下落した。しかしその後元の水準に価格を戻している。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムは主要通貨の中で唯一大きな上昇を見せている。9月12日にスペインの大手銀行がブロックチェーン上で債権を発行したことを発表。債権の発行にイーサリアムブロックチェーンを使ったことを発表しており、これが上昇のきっかけになった可能性がある。

リップル(XRP)

リップルは9月9日~14日まで下落傾向だった。しかし14日に+4%の上昇を記録し、週全体では±0%で終わっている。

9月13日にリップル社の投資部門Xpringが仮想通貨ATM企業に出資することを発表しており、これが相場に影響した可能性がある。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュは9月14日まで下落基調だった。14日に+3%の価格上昇を見せたが、週全体ではマイナス1%で終わっている。

ダッシュ (DASH)

9月13日、米大手仮想通貨取引所Coinbase Proへダッシュが上場することが発表された。取引開始は9月17日の予定。これを受けてダッシュは一時+14%高を記録している。

モナコイン (MONA)

9月14日、モナコインは一時+63%高を記録した。この急騰の背景には、9月10日にJVCEAが発表した統計資料の影響があると考えられている。

JVCEAが発表した資料の「主要仮想通貨利用者現物保有状況 (月次)」 において、2019年5月~7月にかけてのモナコインの保有量が増加していることが明らかになった。一方、リップル、イーサリアム、ビットコインキャシュ、ライトコインの保有量は減っている。モナコインが他の通貨よりも期待値が高いと市場に受け止められていることがわかった。

イオス (EOS)

イオスは9月23日にハードフォークが行われ、大きくアップデートする予定だ。このハードフォークで新たな通貨が誕生することはないが、アップデートの期待で買い注文が多くなっている様子だ。

今週の展望

仮想通貨時価総額第7位のイオス (EOS) は、9月23日にハードフォークを行う予定だ。このハードフォークを通じて、イオスのメインネットはバージョン1.8を稼働するとのこと。

まとめ

ビットコインはマイナス1%とやや下落して終わった。価格が停滞気味となっており、突破口がほしいところだ。今後も最新ニュースとチャートをチェックし、トレードしていきたい。

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