【孔明Check!】先週の仮想通貨ニュース振り返り(2019年10月21日~10月27日)

2019年10月21日~10月27日における仮想通貨の主要ニュースと通貨の値動きを振り返ろう。

2019年10月21日~10月27日の仮想通貨ニュース

Google、量子コンピュータの論文を発表

10月23日、現在のスーパーコンピュータの計算能力を遥かに凌駕する、量子コンピュータについてGoogleが論文を発表した。最先端のスーパーコンピュータにおいて作業時間が約1万年かかるものが、約200秒 (3分20秒)まで短縮できるという。

この発表によって、ブロックチェーンのセキュリティが脅かされると不安視されている。送金データを作成した人物が「送金者本人であること」を検証するために、ブロックチェーンは「秘密鍵」というパスワードを使用するしくみとなっているが、このパスワードが量子コンピュータによって破られてしまう可能性があるからだ。

ただブロックチェーンでは、採用している暗号化方式を変更することが可能である。量子コンピュータに耐性のある暗号化方式を採用することで、「仮想通貨のセキュリティを保つことは可能」とする見方もある。

米Yahoo!Finance、XRP流動性指数を掲載

米国のYahoo!FinanceにXRPの流動性指数 (XRPLX) が掲載され始めた。このXRP流動性指数は、米デジタル証券取引所ナスダックが提供しているもの。

Yahoo! Financeには130以上の暗号通貨の「現物価格」が掲載されているが、「流動性指数」が掲載されているのはXRPを含めて3銘柄のみとなっている。XRP流動性指数は、ビットコインとイーサリアムに続いて掲載された。

このニュースはXRPの優位性を示しているといえるだろう。

ビットコインが大幅急騰、習主席の発言が影響か

10月26日、ビットコイン価格が一時+29%まで急騰し100万円代に回復した。これは中国の習近平国家主席による、「国家を上げてブロックチェーンを推進する」という旨の発言が影響していると考えられている。

10月25日に更新された新華社通信のWebサイトによると、次のように記載されている。

“ 習近平は、基礎研究を強化し、独自のイノベーション能力を強化し、ブロックチェーンの新興分野で中国を主導的な地位につけ、革新の指揮をとる高さを占領し、新たな産業上の優位性を獲得するよう努力する必要があると強調しました。”
引用:http://www.xinhuanet.com/politics/2019-10/25/c_1125153665.htm

このように、国を上げてブロックチェーン産業の発展を強化すると発言したようだ。

ただし、「仮想通貨」や「暗号資産」という単語は使われていない。直接、仮想通貨へ言及していない上に、中国では仮想通貨取引所の設立やマイニングが禁止されている現状もあるため、中国政府の施策が仮想通貨市場への盛り上がりに影響するかどうかは不透明である。

個別通貨の動き

主要通貨の値動きを見てみよう。

10月21日始値 10月28日終値 増減率
ビットコイン ¥893,330 ¥1,038,748 116%
イーサリアム ¥19,063 ¥20,036 105%
リップル ¥32.0 ¥32.4 101%
ビットコインキャッシュ ¥24,430 ¥28,411 116%

ビットコインおよびビットコインキャッシュは、+16%と価格を大幅に伸ばしている。イーサリアムとリップルについても、それぞれ+5%、+1%と上昇した。

主要通貨以外で価格を伸ばしたものは、以下の3つの通貨である。

10月21日始値 10月28日終値 増減率
NEO (NEO) ¥795 ¥1,255 158%
Ontology (ONT) ¥64 ¥107 168%
VeChain (VET) ¥0.37 ¥0.45 123%

ビットコイン(BTC)

ビットコイン価格は、10月23日にマイナス6%と急落した。これは量子コンピュータの開発によって、ブロックチェーンのセキュリティが破られる危険性があると懸念されたことが影響しているとみられる。

しかしビットコイン価格は、26日に+29%と大幅高騰した。これは、中国の習国家主席が「国家を上げてブロックチェーンを強化する」旨の発言をしたことが影響している。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムはビットコインと同じ形状のチャートとなっている。

リップル(XRP)

リップルについても、ビットコインと同様のチャート形状となっている。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュについても、ビットコインと同じ形状のチャートとなった。

NEO (NEO)

NEOは中国のチームが運営している、スマートコントラクト機能を備えたプラットフォーム型の仮想通貨である。今回の高騰は、25日の習主席の「国家を上げてのブロックチェーン推進宣言」が影響している可能性がある。

Ontology (ONT)

Ontologyは、カスタマイズ可能なパブリックブロックチェーンシステムを提供するプロジェクトである。将来的に前出の仮想通貨NEOと統合される予定であり、NEOとの関係性が深い。

ゆえにNEOの高騰に伴ってONTの価格が上昇した可能性があるだろう。

VeChain (VET)

VeChainの技術が、メッセンジャーアプリWeChat (微信) における仮想通貨払いに使われるのでは、という憶測が広がっている。

「WeChat Payがブロックチェーン上でレシート発行に成功した?」と、仮想通貨取引所BinanceのCZ CEOがツイート。フォロワーがこのツイートに、「VeChainの技術が搭載されているのでは」とコメントしたことが発端である。

今週の展望

今週予定されている通貨のアップデートはない。

まとめ

ビットコインが大幅に高騰し、驚かれた方も多いはずだ。数カ月間下落傾向が続いていた上にGoogleによる量子コンピュータの開発が報じられたため、「ビットコイン価格はさらに下落する」と考えた方も少なくないだろう。

仮想通貨はときどき予想外の値動きをするため、損切りには十分注意したい。

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