【孔明Check!】先週の仮想通貨ニュース振り返り(2019年11月11日~11月17日)

2019年11月11日~11月17日における仮想通貨の主要ニュースと通貨の値動きを振り返ろう。

2019年11月11日~11月17日の仮想通貨ニュース

スイスで仮想通貨銀行が事業開始

11月13日、スイスのSEBA Bank AGは、設立からわずか18ヶ月でスイス金融市場監督局から銀行免許を取得したことを発表した。SEBA銀行は、従来の金融資産とデジタル資産の投資・保管・取引・借入を1ストップで行えることを目指している企業である。

SEBA銀行の顧客は、従来の銀行のように法定通貨を保管したり資産管理したりするほか、法定通貨を仮想通貨へ交換したり、仮想通貨を安全に保管できるようになる。

スイスの銀行免許を取得したことで、スイスを拠点とする顧客に対してサービスをまもなく開始できるとのこと。またスイス以外の国に対しても、2019年12月にサービスを開始したいとしている。

Binance、180カ国の法定通貨に対応予定

11月12日、世界最大級の仮想通貨取引所BinanceのCEOチャン・ジャオ氏は、今後6~9ヶ月で180カ国の法定通貨に対応したいと述べた。シンガポールで開催された、Binance Super Meetupにおいて発表した。

Binanceは現在、ユーロ(EUR)やウクライナリブラ(UAH)、カザフスタンテンゲ(KZT)、ナイジェリアナイラ(NGN)、ロシアルーブル(RUB)などの法定通貨に対応している。

Binanceで対応できる法定通貨を増やすことで、Binanceにおける流動性を増やすことが狙い。また小国の法定通貨に対応することで、小国のユーザーがBinanceの大きな流動性にアクセスできるメリットを与えることができる。

もし180カ国の法定通貨に対応できれば、世界中の人がアクセス可能になる唯一無二の仮想通貨取引所となるはずだ。

Binance、中国北京へのオフィス開設報道を否定

11月15日、米金融情報サービス企業ブルームバーグのオンライン番組において、BinanceのCEOチャン・ジャオ氏は「Binanceが中国北京に新オフィスを開設する予定」とした過去のニュースを否定した。上記のニュースは、仮想通貨メディアCoinDeskが匿名の複数の関係者からの情報をもとに報じたものだった。

北京オフィス開設の予定がなかったとしても、人民元建てのP2P取引を開始するなどBinanceと中国政府との関係性は強まっている。チャン・ジャオ氏は、中国政府の政策に従うことを表明している。

個別通貨の動き

主要通貨の値動きを見てみよう。

11月11日始値 11月17日終値 増減率
ビットコイン ¥987,748 ¥932,426 94%
イーサリアム ¥20,667 ¥20,123 97%
リップル ¥30.6 ¥28.8 94%
ビットコインキャッシュ ¥32,017 ¥29,212 91%

ビットコインは、マイナス6%と大きく下落した。主要アルトコインも、マイナス9%~マイナス3%と下落している。

価格を伸ばした通貨については、以下の3つを取り上げた。

11月11日始値 11月17日終値 増減率
Basic Attention Token(BAT) ¥26.9 ¥30.2 112%
カルダノ(ADA) ¥4.80 ¥4.94 103%
VeChain (VET) ¥0.63 ¥0.84 134%

ビットコイン(BTC)

ビットコインは11月11日に4%下落した。そして、下落した分を回復しないまま16日に更に2%下落した。

他の主要通貨もビットコインと似た形状のチャートを形成しており、ビットコインが市場価格を先導した形となった。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムはビットコインと似た形状のチャートとなった。ただしマイナス幅は3%とビットコインよりも小さい。これは12月に予定しているイーサリアムの大型アップデートの期待値が高いことを示しているだろう。

リップル(XRP)

リップルについても、ビットコインと似た形状のチャートを形成している。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュについても、ビットコインと似た形状のチャートとなった。

Basic Attention Token(BAT)

Basic Attention Tokenは、専用ブラウザを使うことでWeb広告の配信を防ぎ、Web広告を見るユーザーが報酬を受け取れる仕組みをつくるプロジェクトである。この専用ブラウザはBraveと呼ばれるもので、これまでβ版がリリースされていたが、11月13日に「Brave 1.0」を正式ローンチした。

この影響でBATトークンの価格が大きく上昇している。

カルダノ(ADA)

11月14日~15日にかけて、仮想通貨格付け機関Weiss Crypto Ratingsが「カルダノは明らかにEOSよりも優れている」とツイートした。「EOSは集中化に問題を抱えている」とした。

ADAの価格上昇はこのツイートが影響している可能性がある。

VeChain (VET)

VeChainは、製品のライフサイクル管理やトレーサビリティを行うためのブロックチェーンである。VeChainは、中国茶メーカーの要請に応じて、中国茶のトレーサビリティプラットフォームを開発したことを11月14日に発表した。

もともと中国では、ラベルを偽造した品質の悪いプーアル茶が流通する問題が起きていた。中国政府は、中国茶メーカーに対し、製品のトレーサビリティを強化するよう要請していたようだ。

中国茶の生産規模を考えると、この開発されたトレーサビリティシステムは、他メーカーに拡大すると見られる。この発表を受けて、VeChain(VET)の価格は大きく上昇している。

今週の展望

今週予定されている通貨のアップデート情報はない。

まとめ

ビットコインほか多くの主要通貨の価格が下落した前週だった。ただし開発が進んでいる通貨は大幅に上昇するなどしているため、トップ50の通貨を中心に、個別に開発状況をチェックしていくことが有効だろう。

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