【孔明Check!】2019年11月の株式市場振り返り

11月の株式市場は、日経平均株価が23,000円台を突破し年初来高値を更新する場面が見られるなど好調だった。

割安高配当株に見直し買いが入ったほか、共通テストが話題を集めたこともあり教育関連銘柄も堅調となった。

また、個人投資家の資金も取り込みながら、マザーズ銘柄や直近IPO銘柄が力強く上昇するケースも見られた。

12月の株式市場では、世界的な金融緩和を背景に株高傾向が続く可能性がある。

ブレグジットや米中交渉の行方など注視すべき材料こそあるものの、業績が比較的堅調な銘柄を中心に、株価上昇に期待したい。

テーマとしては冬本番が近づく中でウィンターストックやクリスマス関連銘柄に要注目だ。

また、インフルエンザ関連や帰省関連、補正予算関連の動向もチェックしておくとよいだろう。

主な出来事

11月は割安銘柄の見直し買いなどで株価堅調

11月の株式市場では、目立った好材料こそ少なかったものの、保護主義の台頭や大災害といったマイナス要因が限定的で、割安是正が進む形で株価が上昇したと言える。

消費増税後の個人消費については、家電製品などで駆け込み需要の反動減が見られるものの、キャッシュレス決済へのポイント還元策などもあってか壊滅的な落ち込みには至っていない。

むしろ、人件費高騰などに苦しんでいた小売銘柄、外食銘柄の一部に復活の兆しが見られている。

3月末決算企業については、中間決算の内容を踏まえて資金が集中する銘柄も見られた。

全体相場が堅調となる中で、直近IPO銘柄など短期の上昇に期待しやすい銘柄を手掛ける動きも見られ、株価に好循環が生まれた月となった。

12月は金融緩和を背景に相場は堅調を維持か

12月の株式市場では、世界的な金融緩和を背景に、堅調な相場が続くことが期待される。

米中貿易摩擦は年前半の悪化傾向は脱しつつあるほか、消費増税後の景気減速はキャッシュレス決済へのポイント還元や補正予算などで相当程度予防されると考えられる。

相場の先行きを不安視して持ち高を減らしていた投資家が株式を買い戻す動きが強まれば、全体相場に好影響が生まれよう。

また、マザーズ銘柄等で含み益を抱える個人投資家が増加すれば、IPOラッシュとなる12月には新興銘柄や直近IPO銘柄がさらに上値を追いやすくなる。

金融緩和については副作用が懸念されて久しいものの、銀行間でのATM共通化などのコスト削減策で対応する動きがみられていることから、過度に警戒する必要はないと言えよう。

11月の株式市場振り返り関連銘柄

11月に上昇率が高かった銘柄5選

<4689>Zホールディングス

「ヤフー」ブランドで知られる。

キャッシュレス決済サービス事業においてLINEとの提携を発表したことが好感された。

キャッシュレス決済はポイント還元策を背景に大きな伸びを示しており、LINEペイとペイペイが組むことでトップシェアが確固たるものとなれば収益力アップに期待できる。

<9696>ウィザス

関西地盤の塾銘柄。

全国展開する通信制高校部門が好調だ。

大学入試改革の影響もあり、高校や塾に通って受験対策を行いたい層は増加すると考えられる。

株価が大きく上昇してもなお割安感があり、好業績を維持できればさらに上値を追う余地は十分だ。

<4443>Sansan

名刺管理サービスを提供する。

直近IPO銘柄の1つであり、全体相場の好調を背景に個人投資家の資金も取り込んで株価が上昇した。

売上高が着実に伸びてきており、順調に黒字転換や利益率アップを進められれば安心して保有できる成長株となろう。

<3933>福島銀行

福島地盤の地銀。

地銀の例にもれず業績は苦戦気味だが、SBIホールディングスによる出資を受けることとなり株価が急騰した。

急騰後は調整が入ったものの、月末でも310円と月初の223円と比べて大幅に高い株価水準となった。

2019年3月期に復配を実現するなど立て直しの成果はある程度見られており、さらなるコスト削減などに期待したい。

<6027>弁護士ドットコム

弁護士・税理士向けサービスも提供しており、類似銘柄が乏しいこともあって成長期待の資金が集中しやすい。

新興市場が好調となる中で、IPOラッシュとなる12月にはさらに個人投資家などの資金を取り込みたい。

12月に期待したい銘柄

<4507>塩野義製薬

製薬メーカー大手。

インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」が即効性の高さで注目を集めている。

耐性ウイルスの出現などが課題として指摘されているが、昨年も同様の指摘がある中で処方が続けられた。

今年もインフルエンザの流行が拡大するにつれて物色対象となろう。

<9873>日本KFCホールディングス

「ケンタッキーフライドチキン」ブランドでファストフード店を運営する。

チキンに定評があり、クリスマスシーズンには需要が急拡大する。

低価格のランチを導入するなどして顧客を確保しており、業績改善にも期待できるディフェンシブ銘柄として要注目だ。

<9022>JR東海

ドル箱の東海道新幹線を抱える。

鉄道は航空機と比べて悪天候に強いことから、予定通りに帰省したい層の需要を取り込みやすい。

豪雨で北陸新幹線用車両が被災したJR西日本や東日本と比べて減益要因が少ないことも好材料だ。

<1801>大成建設

建設銘柄の筆頭格。

2020年東京五輪や2025年大阪万博に向けたインフラ整備需要に期待できる。

他にも、補正予算による復興需要や、低金利政策を背景とする不動産新設需要などを取り込んで好業績を維持したい。

補正予算案の具体的な内容が固まるにつれて注目度アップのチャンスが生まれる。

<4755>楽天

通販サイト等を運営する。

携帯通信事業への参入遅れの影響には要注意だが、クリスマス商戦や年末商戦で多くの顧客を取り込み、業績を押し上げたい。

ポイントサービスにも力を入れており、キャッシュレス決済へのポイント還元策を追い風に楽天カードや楽天ペイの利用者を伸ばしたいところだ。

シナジーのある別テーマ

ウィンターストック関連銘柄、補正予算関連銘柄

まとめ

11月の株式市場では、10月に続きリスクオフムードが和らぐ形となった。

海外勢による日本株買いの動きも見られ、割安銘柄の株価も回復傾向だったと言える。

12月の株式市場では、ウィンターストックのほか、補正予算の恩恵を受けられる銘柄等に注目したい。

堅調な相場が続く中でも、ブレグジットやトランプ大統領の動き等は常に注視しておくとよいだろう。

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