親子上場関連銘柄 上がる株 一覧

暖冬関連銘柄に注目

親子上場とは

親子上場とは、親会社と子会社がともに上場しているケースを指す。

子会社株を上場させて保有株式の一部を売り出すことで、親会社が資金を入手できるメリットがある。

いっぽう、親会社と子会社の間で利益相反が発生するケースもあり、投資家にも親子上場が問題視されやすくなっている。

日本では依然として多くの親子上場が見られるものの、近年は数が減少傾向だ。

日本株市場がグローバル化をさらに進める流れにも後押しされる形で、子会社や孫会社は上場廃止に向かいやすくなると考えられる。

親子上場関連銘柄が株価を上げる仕組み

親子上場関連銘柄は、子会社が上場廃止となる際にTOBが実施され、TOB価格が高めに設定されるれば恩恵を受けられる。

TOB価格が市場価格より高水準に設定されれば、一般的に市場での株価がTOB価格に向けて上昇することが多い。

近年はグループ再編の一環として子会社のみならず孫会社や関連会社等が上場廃止となるケースも見られ、これらの銘柄にも要注目だ。

子会社株を購入するだけの財務体力に期待できる親会社を見つけ、グループ再編に期待して買いを入れてみても良いだろう。

動きのある親子上場関連銘柄

<4342>セコム上信越は親会社と同様に株価好調

信州エリア等で警備サービスを手掛ける<4342>セコム上信越は、親会社セコムと同様に株価が好調だ。

2019年初は3,000円程度だった株価は、2020年1月7日終値で3,925円と4,000円付近にまで上昇している。

2020年東京五輪に向けて警備需要の高まりが意識されているほか、一人暮らし世帯の増加などで家庭向けの警備サービス拡大にも期待できる。

親会社セコムが人気化して割高感を強める中、親子上場関連銘柄としての性格にも期待できるグループ会社にも株高が波及する可能性がある。

<9437>NTTドコモは親子上場批判もある中で株価回復傾向

携帯通信サービスを提供する<9437>は親子上場銘柄としての知名度が高い中でも堅調だ。

2019年4月ごろには株価が2,000円台前半にまで下落する場面が見られたが、その後は反発傾向で2020年1月7日終値は3,069円と2019年底値から3割程度の上昇になっている。

親子上場批判を受けやすい銘柄だが、寡占状態が続いていることあり中長期投資の資金も取り込みやすい。

高配当銘柄であり財務基盤も強固なことから、親子上場への逆風が強まっても株価の耐性は高いと考えられる。

親子上場関連銘柄 一覧

チェック

コード 企業名 企業情報・業務内容 注目度
1983 東芝プラントシステム 原発工事などに取り組む。東芝の経営再建がらみのグループ再編の影響を受ける可能性。 ★★★★★
4342 セコム上信越 警備大手のセコム系。親子上場であることが企業名から明確なため物色対象になりやすいか。 ★★★
4551 鳥居薬品 JT系の医薬品メーカー。親会社JTがキャッシュを活かしてTOB実施の可能性も。 ★★★
9437 NTTドコモ 携帯通信大手。NTT系は親子上場の典型例のため注目されやすい。 ★★★★
7182 ゆうちょ銀行 日本郵政の子会社。かんぽ生命不正などで傷ついたイメージ回復が親子上場廃止機運を高める可能性。 ★★★★
9434 ソフトバンク 携帯通信大手。親子上場を果たしたが株価は低迷傾向のため上場廃止に向かうこともあり得る。 ★★★★
8570 イオンフィナンシャルサービス イオン系の金融会社。イオンは親子上場が多くグループ再編を促されることもあり得る。 ★★★★
1776 三井住建道路 道路舗装ビジネスを手掛ける。旧財閥系のグループ会社で親子上場のイメージも強い。 ★★★
4217 日立化成 リチウムイオン電池材料などを製造。グループ企業の多い日立も近年は再編に前向き。 ★★★★
3769 GMOペイメントゲートウェイ 決済サービスを手掛ける。GMO系の上場企業は多く親子上場の代表例として意識されやすいか。 ★★★

株師孔明注目の親子上場関連銘柄

統計

これから注目のテーマ株となりうる親子上場関連銘柄。

その中でもとくに注目しておきたい企業を紹介していこう。

<1983>東芝プラントシステム

の株価

原発工事ビジネスなどを手掛ける。

経営再建中の東芝グループの一員であり、グループ再編の一環として親子上場が廃止されることもあり得る。

また、東芝が事業の選択と集中を進める中で他企業に売却される場合でも、黒字体質となっていることから投げ売りの対象にはなりにくいと考えられる。

東芝再生と親子上場廃止の流れを意識してポートフォリオへの組み入れを検討しても良いだろう。

<4217>日立化成

の株価

リチウムイオン電池の材料を製造している。

リチウムイオン電池は先進的なテーマの1つであり、成長期待の資金を取り込むチャンスもある。

日立はグループ企業が多い点に特徴があるものの、近年はグループ再編にも積極的に取り組んでいる。

日本でも親子上場への逆風が強まる中で、優良子会社の日立化成は配当などによるグループ外への利益流出を防ぐ意味でも上場廃止になる可能性がある。

親子上場関連銘柄 まとめ

親子上場関連銘柄は、近年親子上場の解消が進んでいることから注目を集めている。

子会社株をはじめとするグループ株が上場廃止となる際のTOB価格高騰などに期待して保有してみても良いだろう。

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